10年前に発売された『スカイリム』未開封の美品が約6万6000円にてオークションで落札される。オリジナルの10倍近い価格の背景に多様なコレクターシーンの広がり

 未開封の『スーパーマリオ64』に約1億7200万円の値が付き、落札額の世界記録を塗り替えたのも記憶に新しい、ヘリテージオークションが開催した先のビデオゲームオークション。現地時間で7月9日から11日にかけて行われ、前代未聞の最高落札額に注目が集まった影で、600ドル(約6万6000円)で落札された『The Elder Scrolls V: Skyrim』(以下、『スカイリム』)が存在する。

(画像はSteamより)

 対象となった『スカイリム』は、未開封のXbox 360版。2011年と比較的最近にリリースされた本作は、中古ショップを少し探せば簡単に見つかるようにも思われる。フリマアプリのメルカリを覗いてみても、最低出品価格の300円台で販売されていることすら珍しくはない。では一体なぜオリジナルの10倍近い値が付くに至ったのかと疑問に感じられる方も多いだろう。

 その理由は保存状態の良さにある。10点を最高値とするWata Gamesの鑑定によると、対象品のグレードは「9.2 A+」。この評価は「ほぼ新品同様」を意味し、10年前の発売当時と遜色ない状態を保証するものだ。

(画像は「ヘリテージオークション」公式サイトより)

 だがそうした点を考慮しても、600ドルの高値は常軌を逸している。落札者は同商品を900ドルで出品し直しているが、手放すことには消極的なようだ。一説では優れた保存状態のまま時が経つのを待ち、さらなるプレミアを狙っているとも言われている。

 ともすれば近い将来、この600ドルで落札された『スカイリム』が最高落札額を更新した『スーパーマリオ64』の記録を打ち破る日が訪れるかもしれない。コレクターシーンの多様な広がりが伺える出来事となった。

ライター/dashimaru

ライター
フリーランスの翻訳者を経て、2021年より編集アシスタントとして加入。京都の町屋で猫と暮らす。
Twitter:@dashimaruJP
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