任天堂は、先日発表された新型Nintendo Switch(有機ELモデル)に関して「現行機よりも収益性が高まる」とした報道を否定。また現在、有機ELモデルのほかに新たなモデルは計画していないと明言した。
投資家のみなさまや、お客さまに正しくご理解いただくためにお伝えします。
— 任天堂株式会社(企業広報・IR) (@NintendoCoLtd) July 19, 2021
2021年7月15日(日本時間)に、Nintendo Switch(有機ELモデル)が、Nintendo Switchよりも収益性が高まるといった趣旨の報道がされましたが、これは事実ではございません。(1/2)
また、当社は2021年10月にNintendo Switch(有機ELモデル)を発売いたしますが、現在それ以外の新たなモデルは計画しておりません。(2/2)
— 任天堂株式会社(企業広報・IR) (@NintendoCoLtd) July 19, 2021
今回の任天堂の発表は、7月15日にBloombergが報道した「任天堂の新型スイッチ、部品コスト増加は1100円程度-市場の評価二分」という記事に関するアナウンスとみられる。
記事では新型モデルのNintendo Switch(有機ELモデル)に関しては、「1台当たりの部品コストは約10ドル(約1100円)の上昇にとどまる」、「メモリー容量の増加コストは3.5ドル」、「ゲーム機単体としての新型モデルの収益性は値上げにより高まるとみられる」といった内容の報道をしていた。
またBloombergの記事をソースとして、他のメディアにおいても同内容が拡散していた。
今回の任天堂のアナウンスでは、これを明確に否定しており「事実ではない」としている。また同時に、現在のところ、それ以外の新たなモデルは計画していないことも明言した。