Kakehashi Gamesは、アドベンチャーゲーム『ノーロンガーホーム』を7月30日に配信すると発表した。プラットフォームはPC(Steam)。価格は14.99ドル。BitSummitなどで『29』というタイトルで出展されていた作品となる。日本語に対応している。
さらに『ノーロンガーホーム』のサウンドトラックを9.99ドル、『ノーロンガーホーム』の前日譚「Friary Road」のサウンドトラックを4.99ドルで発売する。
🌟配信日決定のニュース🌟
— Kakehashi Games – 架け橋ゲームズ (@kakehashigames) July 21, 2021
心からの別れをテーマにした『ノーロンガーホーム』の配信日が7月30日に決定したとのことです!
過去のBitSummitなどでは、『29』というタイトルで出展されていた独特の雰囲気を持ったアドベンチャーゲームです💎
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『ノーロンガーホーム』は毎日の生活や「さよなら」を伝えることもある人生を切り取った準自伝的なポイント&クリック・アドベンチャーゲーム。
ボーとアオは大学卒業に向けて、1年間共同生活を送った南ロンドンのアパートから引っ越す準備をしている。日本からやってきたアオはビザが切れるため、ボーをイギリスに残し、日本へ帰らなければならない。
学生生活を終えることで現実を知り、政府に追い出されることになるふたりは、不確かな将来を受け入れようとしていた。しかもふたりが暮らすアパートの地下深くでは、複数の眼を持つ動物のような「何か」が育っていた……。
プレイヤーはサイドビューの特徴的なグラフィックから、共同生活をしている大学生の「ボー」と「アオ」の生活を垣間見るように探索。そしてアパートの地下で、複数の眼を持った動物のような見た目をした「ルー」と知り合う。
現在のロンドンを舞台にしながら友達との会話、バーベキューのひととき、一緒に遊ぶテレビゲームなど、普段の日常が描かれながらも、非現実的な新たな同居人「ルー」と交流をする。この日常と非日常の相反する要素が同時に混在する手法は「マジックリアリズム」と呼ばれており、本作も魔術的な幻想と日常が並置して描かれる。
本作を開発したのは個人ゲーム開発者のハナ・リーとセル・ダヴィソン。このゲームのように、大学卒業後に引き離され、さよならを言った時の気持ちを模索し表現する方法として、開発をすすめたとのこと。
特徴的な作風から、BitSummitなどでも注目を集めていた本作。『ノーロンガーホーム』はPC(Steam)で、7月30日に配信予定だ。