海外メディアのVarietyは7月27日(火)、Netflixが「ポケットモンスター」シリーズの新たなオリジナル映像作品の制作に着手したと同誌の独占で報じた。
Netflix, I choose you! A new live-action #Pokemon series is in early development at the streaming giant, Variety has learned exclusively. https://t.co/xWVZ6gQGnx pic.twitter.com/NvFD83kwjX
— Variety (@Variety) July 26, 2021
同誌によれば、プロジェクトは未だ初期の段階で詳細は明かされていないものの、2019年に公開された『名探偵ピカチュウ』に近い、実写とCGアニメーションが融合した内容になるという。同作は全世界で4億ドル以上の興行収入を記録したヒットタイトルである点からも、実写とアニメを取り入れた形式への高い人気と注目ぶりが伺える。
また、テレビドラマシリーズ『ルシファー』で製作総指揮と共同ショーランナー(脚本総指揮)を務めたJoe Henderson氏を製作総指揮と脚本家に起用した旨も伝えられた。『ルシファー』はファイナルシーズンの製作が6月に発表されている。
Netflixは近年ゲーム作品のアニメ化に力を入れており、直近では『ファークライ』や『スプリンターセル』のアニメ版製作も発表された。アニメ作品の実写化においては『カウボーイビバップ』 や『ワンピース』のドラマ版製作も動きを見せている。
本稿執筆時点でNetflixの関係者からのコメントは出ていないが、世界的な人気も高い「ポケットモンスター」を題材としたオリジナル映像作品の製作は、同社がゲーム事業への本格的な参入を表明した点からも最適なタイミングなのは確かだ。
ライター/dashimaru