Annapurna Interactiveは、猫が主人公のアクション・アドベンチャー『Stray』を2022年初頭に発売すると発表した。あわせて約4分にもわたるゲームプレイ映像を公開している。プラットフォームはPS4、PS5、PC(Steam)。
We hoped you enjoyed Stray in the AI Showcase! As we don't want to compromise on quality, nor the team's well-being we now aim for early 2022. Thank you for understanding and we can’t wait to show you more next year!
— STRAY (@HKdevblog) July 29, 2021
『Stray』は、プレイヤーが猫となり近未来のサイバーシティを探索する三人称視点のアクション・アドベンチャー。
舞台は、衰退したサイバーシティ。ここはネオンサインに照らされた路地やダークな雰囲気に包まれ、そこでさびれた裏通りを縫うように歩く「猫」が本作の主人公だ。猫になど見向きもしないアンドロイドと危険なクリーチャーだけが生活するこの世界は、招かざる者を寄せ付けない雰囲気が漂っている。
家族からはぐれ、見知らぬ世界に迷い込んだ一匹の野良猫は、「B12」と名乗る空飛ぶ小型ドローンと友達になり、助け合いながらこの異世界からの脱出を目指すことになる。そしてそれは、古代から解き明かされていない謎を解明することにつながっていくだろう。
本作では、プレイヤーは猫となり、猫ならではの移動アクションで高い所へ登ったり、低い所を歩いたりしながら、予期せぬ脅威から身を守っていく。猫の視点でこの世界を観察し、時には忍び足で、時にはすばやい動きで行動することが求められる。
今回公開されたプレイ映像では、猫が体にライトをつけて街を探索する様子や、水を飲むシーン、ものを落として道を切り開くシーンなどが描かれている。3Dで描かれたマップはかなり緻密に作られており、細い通路など猫ならではの探索やパズルが楽しめそうだ。
また急に猫が現れたことによって驚いたアンドロイドたちや、逆に主人公の猫がびっくりする様子など、アニメーションも豊富に作られていることがわかる。
開発者はフランス南部を拠点にゲームを制作する少数精鋭のスタジオBlueTwelve Studio。クリエイターよりも猫の数が多いチームとのこと。
『Stray』は2022年初頭発売予定だ。