任天堂は、コロプラのスマートフォン向けゲーム『白猫プロジェクト』に関する、特許権侵害訴訟について、和解に合意したことを発表した。
[任天堂HP]ニュースリリース「特許権侵害訴訟の和解成立のお知らせ」を掲載しました。https://t.co/kqQN7WeS15
— 任天堂株式会社(企業広報・IR) (@NintendoCoLtd) August 4, 2021
白猫プロジェクトをお楽しみいただいている皆様へのメッセージを、ゲーム内に掲載させていただきました。
— 【公式】白猫プロジェクト NEW WORLD'S (@wcat_project) August 4, 2021
これからも安心してプレイ頂けるよう運営一同尽力してまいりますので、宜しくお願いいたします。
詳細につきましては、本日付けのプレスリリース(https://t.co/wddd6oZpOz)をご確認ください。 pic.twitter.com/CMp6cfjik2
この特許権侵害訴訟は、『白猫プロジェクト』に関して特許権侵害があったとして、任天堂がコロプラに対して2017年12月から提訴していたもの。(参考:日本経済新聞)。
今年4月には、任天堂側が請求金額を49億5000万円から96億9900万円に倍増(PDF)したことで、再び注目を集めた。
今回のプレスリリースは、任天堂とコロプラの両方から出されており、「当社特許についての今後のライセンスを含めた本件訴訟の和解金を支払い、当社が本件訴訟の訴えを取り下げることを内容」としている。
コロプラのIRによると、「今後のライセンスを含めた本件訴訟の和解金として総額33億円を支払い、任天堂が本件訴訟の訴えを取り下げることを内容としております」として、33億円を特別損失に計上している。
その他、具体的な内容については、「法令規則上の義務による開示を除き、本件訴訟に係るその他の和解条件については、秘密保持義務により公表できません」としている。