PlayWayは8月26日(木)、Ragged Gamesが開発する路上ライフシミュレーター『Bum Simulator』の配信を開始した。開発中のゲームを販売する早期アクセスを通じてのリリースとなる。
『Bum Simulator』は、過剰にデフォルメされた路上生活者の日常を体験できる一人称視点のシミュレーションゲーム。タイトル名の「Bum」は英語のスラングで「ホームレス状態の者」という意味を持つ。
本作では街のストリートや路地裏、下水道などを舞台に、あらゆる手段で生き残ろうとする主人公の波乱万丈な日々を描く。現実とは異なるファンタジックな設定も含まれており、海外で路上生活者の象徴としてイメージされることの多い「ショッピングカート」が言葉を話す相棒としても登場する。
執拗に毒づいたり中指を立てたりと誇張された品のなさが目立つプレイキャラは、体力ゲージのほか「飢え」や「渇き」といったステータスを有する。これらが尽きてしまう前に、道行く人に施しを乞ったり捨てられたゴミを漁ったりして金策に励むのだ。
また、ゲームならではの自由なアクションも特徴。暴漢に襲われたら殴り返し、ハトをけしかけて窮地をしのごう。スキルをアップグレードすればハトのパワーで小さな竜巻を起こすこともできる。
さらに、ストーリーの進行とともに酒の力を使った秘術や段ボールで拠点を整えるなどのクラフト要素もアンロックされるとのこと。ピエロや獣人などの路上仲間から依頼されるサブクエストをこなしながら、唯一無二のアーバンレジェンドを目指そう。
『Bum Simulator』は、PC(Steam)向けに早期アクセス版を配信中。価格は1840円となっており、9月3日(金)までのセール期間は10%オフの1656円(各税込)で購入が可能だ。残念ながら日本語には未対応となっているが、英語圏では多くのレビューが寄せられており「非常に好評」との評価を得ている。
ライター/dashimaru