7月19日、株式会社石森プロは、石ノ森章太郎氏の描くマンガ『サイボーグ009』を原作とした新作アニメーション『サイボーグ009 ネメシス』の制作が決定したことを発表した。詳細は、後日公開される予定だ。
原作『サイボーグ009』は、1964年7月19日に発行された週刊誌「週刊少年キング」にて連載開始。2024年7月19日で作品の誕生から60周年を迎えた。そして誕生61年目を迎えた7月19日「サイボーグ009の日」に、 新作が発表された運びだ。
新作アニメーション
— 石森プロ(公式) (@ishimoripro) July 19, 2025
「サイボーグ009 ネメシス」制作決定!
本日7月19日は「サイボーグ009の日」です。
作品誕生60周年のアニバーサリーイヤーを経て、サイボーグ戦士たちはまた新たな一歩を踏み出します。
詳細は、今後の発表をお待ちください。#サイボーグ009 #石ノ森章太郎 pic.twitter.com/LostSJAYDH
原作『サイボーグ009』は、主人公である青年「島村ジョー」をはじめ、悪の組織により人間兵器として改造手術を受けた9人のサイボーグたちが、世界から争いをなくすために戦う物語が展開される石ノ森章太郎氏の代表作のひとつ。
それぞれのゼロゼロナンバーたちが飛行能力やテレパシー、火炎放射、全身武装など異なる能力を持っており、ジョーは「加速装置」を用いて、凄まじいスピードで動き回ることが可能だ。
さまざまなマンガ家の手で描かれているタイトルでもあり、家庭用ゲームも発売。アニメも複数放送され、2001年にはglobeの歌う主題歌「What’s the justice?」の「009 version」が起用。同じglobeの歌うエンディングテーマ「genesis of next」も専用のバージョンが作られ、人気を博した。
新作アニメ『サイボーグ009 ネメシス』は制作が決定。詳細は、後日公開される予定だ。
以下、プレスリリースの全文を掲載しています。
新作アニメーション「サイボーグ009 ネメシス」制作決定!

株式会社石森プロは、「サイボーグ009」(石ノ森章太郎作)を原作とした新作アニメーション、「サイボーグ009 ネメシス」の制作を決定いたしました。
萬画家(まんがか)・石ノ森章太郎の代表作である「サイボーグ009」は、1964年7月19日発行の『週刊少年キング』におけるマンガ連載開始から、2024年7月19日で作品誕生60周年を迎えました。記念すべきアニバーサリーイヤーには、初の舞台化やタテ読みフルカラーコミックでのリメイクなど、より多くの方に「サイボーグ009」の世界に触れていただけるよう、様々な企画が展開されました。
そして誕生61年目を迎えた本日、2025年7月19日「サイボーグ009の日」に、 新たな一歩としてアニメーション作品「サイボーグ009 ネメシス」の制作を発表いたします。
詳細は、今後発表予定です。
誕生から60年を経て、さらにその先へ向かう「サイボーグ009」にご期待ください。
■「サイボーグ009」について
009(ゼロゼロナイン)・島村ジョーをはじめとする9人のゼロゼロナンバーサイボーグたちが、悪の組織により戦争のための人間兵器として改造手術を受けながらも組織を脱出し、世界から争いを無くすために戦う物語。
1964年7月19日発行の『少年キング』で連載開始から、各雑誌に30年以上も連載され、アニメ、映画と各メディアにも展開されている。石ノ森章太郎のライフワークとなった作品。
2024年7月19日には、作品誕生(マンガ連載開始)から60周年を迎えた。
※7月19日は「サイボーグ009の日」として、日本記念日協会に登録されています
■石ノ森章太郎について
石ノ森章太郎(いしのもり・しょうたろう) 本名:小野寺章太郎
1938年1月25日、宮城県登米郡(現・登米市)生まれ。
1954年、高校在学中に「二級天使」でデビューし、高校卒業と同時に上京。漫画家生活に入る。
特撮実写作品「仮面ライダー」の原作者としても知られ、映像とマンガで並行して作品を展開するメディアミックスの分野を広く開拓し、活躍した。
代表作に「サイボーグ009」「仮面ライダー」「佐武と市捕物控」「マンガ日本の歴史」などがある。2006年には、角川書店から500巻770作品におよぶ個人全集『石ノ森章太郎萬画大全集』が発行開始され、一人の著者による最も多い漫画の出版の記録としてギネスブックに認定された。
【関連サイト】
■石森プロ公式サイト
https://ishimoripro.com/
【著作権表記】
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