集英社は7月18日、同社が開催している月例賞「JUMP新世界漫画賞」の第100回を記念して、『鬼滅の刃』で知られる吾峠呼世晴氏の受賞作『過狩り狩り(かがりがり)』を公開した。
第100回「JUMP新世界漫画賞」の作品募集は7月31日締切で受付中だ。
\新世界漫画賞第100回記念‼️月例賞出身連載作家特集‼️/
— 少年ジャンプ漫画賞 (@jump_mangasho) July 18, 2025
『鬼滅の刃』吾峠呼世晴先生受賞作『過狩り狩り』公開‼️✨
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
月例賞出身連載作家特集実施中‼️
なんと『鬼滅の刃』吾峠呼世晴先生の受賞作… pic.twitter.com/blYuquepeg
2013年の月例賞で佳作に選ばれた『過狩り狩り』は、“狩猟者”と呼ばれる隻腕の剣士が町に現れたよそ者の鬼を狩る作品。作中では「珠世(たまよ)」や「愈史郎(ゆしろう)」をはじめ、『鬼滅の刃』の原型となった人物が登場している。
また、吾峠呼氏は2015年にも『鬼殺の流』のタイトルで漫画賞へ応募しており、『過狩り狩り』で受けたフィードバックを反映し、『鬼滅の刃』のプロトタイプと呼べるものに仕上げた経緯を持つ。

なお、『鬼殺の流』については2019年に発売された「鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録」に収録されている。
上記のほか、特集ページでは『アンデッドアンラック』の戸塚慶文氏による『宇宙観光シーアーク』や、『夜桜さんちの大作戦』の権平ひつじ氏による『IBIS』など、ほかの月例賞受賞者による作品も掲載されているようだ。