バンダイナムコエンターテインメントは、8月30日(月)『アイドルマスター シンデレラガールズ』を用いたゲーム実況動画、配信に関するポリシーを公開した。
今後、本ポリシーを順守する限りプレイヤーは自由にゲーム実況を行うことができる。なお、本ポリシーは個人事業主を含む個人を対象としているため、法人は別途問い合わせる必要が生じる。
【ゲーム実況ポリシー公開のお知らせ】
— アイドルマスター シンデレラガールズ【ブランド公式】 (@imas_CGofficial) August 30, 2021
この度「アイドルマスター シンデレラガールズ」は、皆様に安心してゲーム実況を楽しんでいただくことを目的として、「ゲーム実況ポリシー」を公開いたしました。
詳細は以下リンク先よりご確認ください。https://t.co/oboUtDe082#デレマス #idolmaster pic.twitter.com/FaZxEsCGVK
『アイドルマスター シンデレラガールズ』はApp Store、Google Play、Mobage、AndAppで配信されるソーシャルゲーム。これまでにTVアニメの放映、リズムゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』のリリースなど様々な展開が行われてきた。2021年には10周年を迎え、特設サイトでは記念プロジェクトが多数公開されている。
今回発表されたゲーム実況ポリシーでは、本ポリシーを視聴者に伝わる形で表示すること、ゲームシナリオの核心にかかわる配信では「ネタバレあり」などの表記を行うことが求められた。
さらに、バンダイナムコエンターテインメント以外の第三者が権利を保有、管理する楽曲や素材(タイアップ衣装、キャラクターなど)に関する注意事項などが列挙されている。
また、原則的に営利目的でのゲーム実況は不可。ただし、ゲーム実況を行うデジタルプラットフォームが提供する機能のうちの一部(YouTubeのスーパーチャットなど)については、副次的に収益が発生した場合も営利目的の利用とはみなされないことも明記された。
本ポリシー制定の狙いは『アイドルマスター シンデレラガールズ』のゲーム実況をファンの人々に安心して楽しんでもらうため、とのことだ。8月17日(火)に公開された『アイドルマスター シャイニーカラーズ』のゲーム実況ポリシーに準ずる形と言えるだろう。
『アイドルマスター シャイニーカラーズ』動画・配信のゲーム実況ポリシーが公開。内容を守ることで自由にファン活動を展開可能
これらの動きに関して、バンダイナムコエンターテインメント所属、『鉄拳』シリーズのディレクターなどを努める原田勝弘氏はTwitterにて以下のように発言。ゲーム実況という新たな遊び方をどのようにして支えるか、社としての立ち位置をはっきりさせていく過程での、ひとつの結果のようだ。
配信や実況に関して長年社内で取り組んできたことが、少しずつ結果になって現れてきたなあ。 https://t.co/eZjiWtGXwn
— Katsuhiro Harada (@Harada_TEKKEN) August 30, 2021
『アイドルマスターシンデレラガールズ』を用いたゲーム実況や配信を行おうとしている方には、コンテンツの健全な発展のためにも、必ず目を通しておくことをお願いしたい。