1047 Gamesは、マルチプレイヤーFPS『Splitgate』ベータ版を国内のPS4向けに配信開始した。本作の国内でのベータテストはPC(Steam)とXbox One、Xbox SeriesX|S向けに先行して行われていた。
2019年にベータ版のサービスを開始した『Splitgate』は、2021年7月に突如として人気が急増。その際には極端な人口増加によってマルチプレイに支障をきたし、急遽正式リリースを延期するという一幕もあった。現在はサーバー増強などの対策が行われたことで安定し、ゲーム自体の評価も好調のようだ。
『Splitgate』は各プレイヤーのもつ「ポータル」が特徴のFPS。基本ルールとなるチームデスマッチでは4対4という少人数ながら、ポータルを用いた高い戦略性がプレイヤーの頭脳と反応を刺激する仕上がりとなっている。
また、「ウォールラン」や「スライディング」といった移動テクニックが存在しない。代わりにポータルによる瞬間移動によって、スピード感を損なうことなく、位置取りや射撃といったFPSの基礎的な部分に集中できるようデザインされている。
ゲーム内で扱える武器は、ベータ版の時点で11種類が登場している。アサルトライフルやショットガンなど一般的なものをはじめ、レールガンといったSF的な装備も存在する。
中でも目を引くのが、「THE BFB」。見た目は完全にバットだが、接近さえできれば一撃で敵を屠るすさまじい威力を見せつけてくれる。
『Splitgate』は、正式リリースを延期しつつベータ版となる「Season 0」を配信中。正式リリース後も含めて基本プレイ無料のタイトルとなる。現在はPS4、Xbox One、Xbox SeriesX|S、PC(Steam)にて展開され、各機種間のクロスプレイにも対応している。PS5版についてもリリースの予定があるとのことだ。