いま読まれている記事

物理サンドボックス『Garry’s Mod』が2千万セールスを達成。Steamワークショップには160万以上のアイテムが並ぶ

article-thumbnail-210908r

 開発元Facepunch Studiosは物理サンドボックス『Garry’s Mod』が2千万セールスを達成したことを発表した。

 『Garry’s Mod』は2006年にSteamでリリースされた物理サンドボックスゲーム。目標やゴール、クリアといった概念のない言わば「遊び場」のようなゲームである。モデルを並べて写真を撮る、物理エンジンによってオブジェクトが荒ぶる様子を見て楽しむ、新たなゲームモードを作り出すなど、遊び方は多種多様。無限の可能性を秘めている。

 『Half-Life 2』などの人気タイトルのモデルが扱えるほか、ユーザーによる個人製作が非常に盛んであることも本作の特徴だ。2021年9月現在、Steamのワークショップに公開されたアイテムは総計160万を超える。

物理サンドボックス『Garry’s Mod』が2千万セールスを達成。Steamワークショップには160万以上のアイテムが並ぶ_001
(画像は『Garry’s Mod』Steamストアページより)

 さらに、アドオンを導入することで単なるサンドボックスにとどまらず、協力、対戦プレイのマルチプレイゲームのような遊び方をすることも可能となる。こちらも、他のユーザーが作成したものを入手し遊んでみることができる。

人気の人狼ゲーム『Among Us』を一人称視点ゲームで遊ぶような『Garry’s Mod』用Modが話題に。背後が見えない、障害物で視界が遮られるなど新しいプレイ感覚が味わえる

 『Garry’s Mod』は現在Steamにて980円で販売中。また『Garry’s Mod』の精神的後継となる『s&box』も現在開発中となっている。公式サイトによれば、『s&box』はあと半年から1年ほどかけてリリース可能な状態に到達し、その後10年から20年にかけての改善が行われていくとのこと。こちらの続報も楽しみに待ちたい。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

Amazon売上ランキング

集計期間:2024年3月19日16時~2024年3月19日17時

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ