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『殺戮の天使』作者の真田まこと氏による初のホラーゲーム『霧雨が降る森』Steam向けのリメイク版が発表。演出を一新、新たな分岐ルートも追加

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 ホラーゲーム『殺戮の天使』や個人サイト「星屑KRNKRN」で知られるゲーム作家の真田まこと氏は10月11日(月)、自身が2013年10月に公開した探索型ホラーアドベンチャーゲーム『霧雨が降る森』リメイク版を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。配信予定時期は2022年となっている。

【更新 2021/10/12 0:20】記事初版にて配信予定時期について正確でない表記があったため修正しました。

 『霧雨が降る森』は、事故で両親を亡くした女子大生「神崎(かんざき)シオリ」の奇妙な体験が描かれる作品だ。作中では、神崎が遺品整理中に見つけた写真をきっかけに、両親の故郷と考える「阿座河村(あざかわむら)」を訪問。不思議な資料館の管理人である「須賀孝太郎(すが こうたろう)」に警告を受けるも、謎の呼び声に導かれた神崎は資料館の裏手に広がる深い森へと足を踏み入れてしまい、物語が動き出していく。

 本作は、ゲーム制作の経験がなかった真田氏がRPG制作ツール「RPGツクールVX Ace」で約3年をかけて制作した初作品である。公開後は海外の有志による翻訳版が登場したほか、2014年春以降にはKADOKAWAとのパートナーシップで漫画・小説、ドラマCDなどのメディアミックスも展開。続く2018年には株式会社バカーが運営する「ゲームマガジン」の公式アプリ内にてiOS、Android版も配信された。

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(画像は霧雨が降る森 – 作品紹介 – 真田まこと公式サイトより)
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(画像は霧雨が降る森 – 作品紹介 – 真田まこと公式サイトより)
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(画像は『霧雨が降る森』、リメイクします – 制作日誌 – 真田まこと公式サイトより)

 今回の発表について真田氏は「新作に取り組んでいる」としたうえで、過去作品における難度などのプレイ環境を振り返ったときに「“今、遊びやすい形になってはいないな”と思った」と発表理由を語っている。リメイク版では探索パートの内容を見直すほか、マップを全面的に作り直し、新たなマップも追加されるという。

 また、物語のなかではマルチエンディング以外の分岐ルートや新たな視点からのシナリオも追加。制作体制についても仕事仲間であるグラフィッカーの手を借りて、よりこだわった作品を目指すようだ。

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発表にあわせて公開されたティザービジュアル
(画像は『霧雨が降る森』、リメイクします – 制作日誌 – 真田まこと公式サイトより)

 『霧雨が降る森』のリメイク版はPC(Steam)向けに配信予定。興味があれば真田氏の公式サイトや『殺戮の天使』の公式Twitterアカウント(@strk_tenshi)をチェックしてみてほしい。

ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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