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真島ヒロ先生がインディーゲーム開発者に自腹で1000万円を支援。『FAIRY TAIL』を題材にオリジナルゲームを作る企画が発足

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 講談社は、同社が開催している「講談社ゲームクリエイターズラボ」にて、「『FAIRY TAIL』オリジナルゲームコンテスト」を開催すると発表し、入賞者に送られる支援金1500万円のうち、『FAIRY TAIL』の作者として知られる真島ヒロ先生が1000万円を自腹で支援すると発表した。

 『FAIRY TAIL』を題材にオリジナルゲームを作る企画となり、真島ヒロ先生も審査員として参加する。エントリーは12月1日(水)~1月17日(月)までとなる。

 「講談社ゲームクリエイターズラボ」は、講談社が漫画家、小説家と構築した関係性をインディゲームクリエイターにも提供できるのではないかという想いから生まれた、インディーゲームクリエイター支援プロジェクト。

 今回、発表された企画はマンガ『FAIRY TAIL』を題材にしたデジタルゲームを開発してくれるインディゲームクリエイターを1名(あるいは1チーム)募集するというもの。

 ゲームはSteamなど配信プラットフォームや、Android、iOSなどのスマートフォン向けのアプリを想定しているという。

真島ヒロ先生がインディーゲーム開発者に自腹で1000万円を支援。『FAIRY TAIL』を題材にオリジナルゲームを作る企画が発足_001
(画像は『FAIRY TAIL』オリジナルゲームコンテスト開催!!より)

 書類選考などを経て、入賞者として選ばれた方には支援金として1500万円が進呈される。そのうちの1000万円が真島ヒロ先生が自腹によって出されている。

 1年をめどにゲームの完成を目指してもらい、完成したゲームは講談社より配信・販売を行い、その収益も開発者に分配される。

 また、ゲームクリエイター側に権利の所在があるものであれば、すでに発表済みのゲームを本企画用に『FAIRY TAIL』の仕様にするという企画でも可能とのこと。ゲームの規模やジャンルは問わず、応募は企画書だけとなるので、我こそはと思う人は応募してみてはいかがだろう。


真島ヒロ先生からのコメント:

皆さんこんにちは。漫画家の真島ヒロです。
僕は幼い頃から漫画やゲームと共に育ってきました。仕事にしたのは漫画の方ですが、ゲームは今でも大好きで、毎週、毎月、新作の発売日を楽しみにしている日々です。仕事でも幾つかのゲームに関わり、複数のゲーム制作会社に知り合いがいます。
そんな僕がこのクリエイターズラボの企画を知り、インディの支援、応援という理念に共感し、自分も関われないかと思い、今回の企画を思いつきました。

『FAIRY TAIL』という作品は僕の代表作でもあり、ありがたいことに世界中にファンがいる作品になりました。今回はこのIPを使ってゲームを作ってみませんか?という企画です。この作品は過去に様々なプラットフォームでゲーム化され、たくさんのファンの皆様に遊んでいただいてきました。現在運営中のモバイルゲームも複数あります。
ここに新たな『FAIRY TAIL』のゲームを皆様の手で生み出してほしいのです。

どんなゲームジャンルでも構いません。RPG、アクション、プラットフォーマー、SLG、
ノベルゲーム、FPS、パズル、カード、なんでもいいです。メトロイドヴァニア、サンドボックスなんかも面白そう。ゾンビゲームでもいいです。ゲームの規模もどんなに小さくても構いません。
何なら、今開発中のあなたのゲームのガワだけ『FAIRY TAIL』に変えてもらっても構いません。企画力が勝負です。面白そう!と思わせたら勝ちです。

また、『FAIRY TAIL』を全く知らなくても問題ありません。(当選したら流石に漫画は数巻読んでくださいね)賞金目当てでもいいのです。企画さえ面白ければ。

そんな訳で、皆様の熱い企画お待ちしております。燃えてきたぞ!

真島ヒロ

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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