Microsoftは日本時間で11月16日に開催されたXboxの20周年を祝う放送「Xbox Anniversary Celebration」にて、Xbox OneとXbox Series X|Sの後方互換ライブラリに、70以上のXbox360および初代Xboxタイトルを追加すると発表した。
追加ラインアップとして、『Max Payne』シリーズ、『F.E.A.R.』シリーズの全作品、『Skate 2』、『Dead or Alive Ultimate』、『Star Wars: Jedi Knight II』、『O・TO・GI ~御伽~』、『NieR』(ニーア ゲシュタルト)などが発表された。
追加タイトルはディスク形式、またはデジタル形式で所有している場合はすぐにプレイ可能であり、持っていなくても大多数のタイトルが11月16日中にMicrosoft Storeにてデジタル形式で販売が開始される。
なお、後方互換に対応する作品の追加は今回で最後になることもアナウンスされた。理由は「ライセンス、法律、技術上の制約により、過去から新しいゲームをカタログに追加する能力の限界に達した」ためだという。
また、今回追加で発表された70以上のタイトルすべての映像が自動でHDRに補正される「Auto HDR」に対応し、多くのタイトルをこれまで以上に広いカラーレンジでプレイできる。解像度の向上はマシンスペックに応じて変化するため、Xbox Series XおよびXbox One Xでは最大4倍、Xbox One、Xbox One Sでは最大2倍となる。
さらに、元のゲームのフレームレートをを60フレームに増加させるFPSブースト機能も、追加タイトルの11作品を含めた37タイトルに追加で対応した。
新規の後方互換タイトルからは『F.E.A.R』、『F.E.A.R 2: Project Origin』、『F.E.A.R 3』、『Binary Domain』、『Nier』などがFPSブースト機能に対応するという。
くわえて、FPSブースト機能は、Xbox Cloud Gamingでのプレイにも対応し、新たに34タイトルがクラウド環境にて60フレームでプレイできる。発表によると、11月16日よりXbox Cloud Gamingで『Fallout 76』や『Fallout 4』などのタイトルを楽しむ際にも、FPS ブースト機能が順次利用可能になる。