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「ホロライブ」所属VTuberの戌神ころねさんによる『ファイアーエムブレム』テーマ曲カバーが「かっこよかった」と話題に。音源は編曲家の古代祐三氏による提供

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 カバー株式会社が展開している女性VTuberグループ「ホロライブ」へ所属する戌神ころねさんは11月30日(火)、自身のYouTubeチャンネルでシミュレーションRPG『ファイアーエムブレム』テーマ曲のカバー映像を公開した。また、同日には日本ファルコムのRPG『イース』をはじめ、多数のゲームタイトルへ携わってきた作曲家・編曲家の古代祐三氏が、自身のTwitterアカウント(@yuzokoshiro)からアレンジ音源の提供を明らかにしている。

 なお、戌神さんは約2週間の休養を目的として配信活動を休止中。動画の公開にあわせて投稿されたツイートでは、復帰時の配信における収録の裏話へ意欲を見せた。

 原曲である「ファイアーエムブレムのテーマ」は、元インテリジェントシステムズ所属で現在はフリーの作曲家として活動する辻横由佳氏が手がけた楽曲である。今回公開された映像の歌詞はシリーズ第1作『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』が発売された1990年に流れたテレビCMのもので、当時のゲーム体験を忠実に表現したものとなっている。

 楽曲のアレンジについて、古代氏は自身のツイートで一世を風靡した音楽番組のような「昔よく聞いたスタジオライブ」をコンセプトにしたと語っている。サウンドも古代氏を含む5名のバンドによる生音源で、1980年代のアイドルによる歌唱の雰囲気を再現したものに仕上がっているという。

 また、カバーの担当者から編曲に関する任天堂の方針を聞いた際には、アクションゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』(2018)などの作品に携わった経験から「スマブラで慣れてますので大丈夫です、お任せください」と鮮やかに答えたようだ。

 古代氏は過去にも、代表作であるアクションゲーム『アクトレイザー』(1990)の楽曲をセルフアレンジした「ころねレイザー 戌More!」を依頼に応じて提供していたが、今回の楽曲は10月1日に迎えた戌神さんの誕生日を祝って制作されたものだという。

 戌神さんのカバーによる「ファイアーエムブレムのテーマ」を聴いたファンからは、高音域の発声や朝倉ブルー氏が手がけたイラスト、映像クリエイターの「近所のにーちゃん(Ni-c)」氏による美しい映像のエフェクトへ「元気をもらった」、「かっこよかった」、「歌ってくれてありがとう」など、感謝の声が数多く寄せられていた。

 万全な状態での復帰にはまだ時間がかかりそうだが、今は焦らずじっくりと回復してもらい、必ずやってくる次のターンを待ちたいところだ。

ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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