株式会社auc-oneは、12月3日(金)まで行われたソーシャルゲームのガチャに関する、意識調査の結果を発表した。
今回、調査対象となったのは20代以上のクラウドワーカー300人。そのため平均年収は低く、大きな課金額の回答も見られない調査結果となっている。
その一方で、毎月1万円以上の課金を行うユーザーや複数のゲームへ課金するユーザーも少なからず見られた。auc-oneは、在宅ワークの定着が多少なりとも影響を及ぼしているのではないかとの見立てを示している。
詳細を見ていくと、月ごとの課金額については1000円以下という回答が160件と、全体の過半数を占めている。1000円以下と答えた者のうち無職を含む年収300万円以下は114名となっており、課金額から見て堅実な運用を心がけている人が多いことが分かる。
反面、年収300万円以下のユーザーの中でも、月に1万円以上を課金するヘビーユーザー層が4%程度存在することも明らかになった。
また、同時進行で課金しているゲームがいくつあるか、という質問には「ひとつ」という回答がもっとも多く、205件。全体の3分の2以上を占めている。
ふたつ以上のゲームに並行して課金する95人のユーザーのうち、79人が1万円未満の課金額と、適度に消費を抑えつつ複数のゲームを楽しんでいる様子がうかがえた。
この一方でauc-oneからは「ソシャゲに課金をしたこと、していることに後悔はあるか」という問いかけもなされている。これには「後悔していない」が、179件と6割ほどにとどまり、約4割のユーザーが何らかの不安や後悔を抱えているようだ。
ほかにも、ソシャゲを始めた時、最初から課金をするつもりだったかどうかを質問したところ「全く課金するつもりはなかった」という人が139件と、約半数が課金をするつもりはなかったという興味深い結果も出ている。
調査の詳細と、そのほかのくわしい数値については以下のリリースを参照されたい。
プレスリリースの全文は以下のとおり。
約半数が「最初は全くソシャゲ課金するつもりはなかった」と回答【ソシャゲガチャ意識調査2021】株式会社auc-one
株式会社auc-one(本社:東京都中野区 代表取締役:藤本信也)は、12月3日までに男女300人を対象にソシャゲガチャに対する意識調査を行いました。
今回はクラウドワーカーへの調査が対象ということもあり平均年収も低く、大きな課金額の回答はほぼ見られませんでしたが、毎月1万円以上の課金者や、複数のゲームに課金している人も意外と多く、在宅ワークが定着した現在の生活様式が多少影響しているようにも思えました。
一方、ソシャゲに課金していることについて、なんらかの先の不安や、後悔をしている人が約40%。また、「全く課金するつもりはなかったが結果的に課金してしまった」という人が約半数もいたという結果となりました。
調査の詳細については以下の通りです。■調査対象:20代以上のクラウドワーカー300人
■質問項目・年齢
- ・年収
- ・毎月いくら課金しますか?(してましたか?)
- ・同時進行で課金したことがあるゲームはいくつありますか?
- ・ゲームを始めたきっかけを教えてください(複数選択)
- ・課金したきっかけを教えてください(複数選択)
- ・課金するつもりでゲームを始めましたか?
- ・課金をしたことに後悔していますか?
年齢、年収ごとのソシャゲへの課金事情ソシャゲ課金の年齢比率は30代が44%とほぼ半数に近く、続いて20代・40代が約25%と同程度の比率でした。仕事や新生活に慣れ、多少お小遣いにゆとりができてくる30代が、最もソシャゲへ課金しやすい年代なのかもしれません。
■年収300万円以下でも4%が1万円以上の課金をしている
年収300万円以下(無職を含む)の人の課金額は5000円未満が174人と過半数をしめておりましたが、裏を返せば、年収300万円以下でもソシャゲに課金をしているということがわかります。
さらに、5000円〜1万円の課金者は14名、1万円以上課金している人は6名いました。SMBCコンシューマーファイナンス「30 代・40 代の金銭感覚についての意識調査 2021」によると、「30 代・40 代の毎月のお小遣いは平均 30,192 円、コロナ禍前の前回調査から 3,307 円増加」という結果が得られています。
外出する機会が減ったことで支出も少なくなり、その分をソシャゲ課金に充てているという人も増えているのかもしれません。
■同時進行で課金しているゲームがいくつあるか?
複数のゲームに課金している人がどれくらいいるか?を調査した結果・「1つ」205件
・「2つ」74件
・「3つ以上」21件という結果となりました。
なお毎月1万円以上課金している人が16件あった中で、2つ以上のゲームに課金していると答えた人は9件でした。逆に、2つ以上のソシャゲに課金している95件のうち79件が1万円未満の課金額で、毎月使うお金をコントロールしつつ、複数のゲームを楽しんでいるという印象を受けました。
■ソシャゲを始めたきっかけについての結果(複数回答)
ソシャゲを始めたきっかけについては以下の通りでした。(複数回答)・そのゲーム(作品)が好きだった 201件
・在宅時間が増えた 44件
・ストレス解消 60件
・友人に勧められた 47件
・その他(自由回答)その他には「運動不足の解消のため」「好きなアニメ作品とのコラボがあった」「ポイントサイトでのポイ活をきっかけにハマってしまった」「ネット広告をよく見ていて、面白そうだった」という意見もありました。アニメやゲーム同士のコラボなどは昨今のソシャゲイベントではよく見る光景です。それをきっかけにゲームを始めるという人もいるようです。
また、在宅時間が増えたことでソシャゲを始めた人も全体の15%と、今の生活環境が少なからず影響していることが伺えます。
■課金をしたきっかけについての結果(複数回答)・「どうしても欲しいアイテムがあった」201件
・「無料ガチャをきっかけにずるずるとハマっていった」82件
・「友人(ネット対戦相手)に勝ちたかった」23件
・「臨時収入があったので軽い気持ちで課金してみた」35件
・その他(自由回答)その他の回答には「今だけ大特価の言葉に負けた」「ゲームを継続するためのハート(スタミナ)不足」などが挙げられました。ネット上での対戦相手に勝ちたかったというきっかけで課金をしたという人も23件あり、負けず嫌いな人は課金しすぎに気をつけたいところです。
■「全く課金するつもりはなかった」人が約半数も
ソシャゲを始めた時、最初から課金をするつもりだったかどうかを質問したところ「全く課金するつもりはなかった」という人が139件、そのうち「無料ガチャをきっかけにずるずるとハマっていった」人が39件該当。
28%の人が「課金はするつもりがなかったが、無料ガチャをきっかけに課金までしてしまった」という結果となりました。
「最初から課金するつもりで始めた」は13件、「面白かったら課金してもいいと思っていた」は148件でした。
■課金について後悔しているか
ソシャゲに課金をしたこと(していること)に後悔していますか?の問いには・「後悔していない」179件
・「後悔している」69件
・「今後後悔するかもしれない」52件と、課金について後悔していない人は約60%にとどまりました。残りの約40%の人は、ソシャゲにお金を使ってしまったことに対して、何らかの後悔や先の不安などがあるようです。
■補足
本調査に関する記事:https://money-dictionary-xxx.com/column/questionnaire202112/
弊社の運営する「お金のこと辞典」では、お金に関する素朴な疑問を初心者でもわかりやすく解決できるサイトを目指しております。
今後もメディア運営会社として読者様によりよいサービスを提供できるよう、精進して参ります。
<企業情報>
企業名: 株式会社auc-one(オークワン)
住所:東京都中野区中央4-44-10
代表取締役:藤本 信也
■運営サイト
お金のこと辞典
https://money-dictionary-xxx.com/
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