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吉田直樹氏が『ファイナルファンタジー16』の開発進捗について報告。開発に遅れが出ているものの、2022年春ごろに情報公開を行うことを表明

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 スクウェア・エニックスは、『ファイナルファンタジー16』(『ファイナルファンタジーXVI』)について、プロデューサーの吉田直樹氏のメッセージを公開し、本作が2022年春ごろに情報公開を行うことを明かした。また想定から5~6か月の開発遅延が発生していることも明かした。

 『ファイナルファンタジー16』は、PS5向けに展開する『ファイナルファンタジー』シリーズ最新作。『ファイナルファンタジー14』の吉田直樹氏がプロデューサーを務め、『ラストレムナント』などの高井浩氏がディレクターを務める。

 舞台はクリスタルの加護を受けし大地「ヴァリスゼア」。ここでは満ちるエーテルによってさまざまな国が栄え、人々は魔法を使い安息に暮らしていた。各国が巨大なマザークリスタルを所有することで、危ういながらも均衡は保たれていた。

 ロザリア公国の第一王子であるクライヴ ・ロズフィールドは、御前試合にてナイトの称号を得る。だが、やがて彼は大きな悲劇に巻き込まれ、惨劇を引き起こした謎の召喚獣「黒きイフリート」を追う復讐者となる運命が待ち構えていた。

吉田直樹氏が『ファイナルファンタジー16』の開発進捗について報告。開発に遅れが出ているものの、2022年春ごろに情報公開を行うことを表明_001
(画像はTwitterより)

 今回、発表された吉田直樹氏のメッセージは、本作の新しい情報公開を2021年内に報告するとしていたが、新型コロナウィルス感染症で当初の想定から5~6か月の開発遅延が起きているため、新しい情報公開が難しくなったと説明する内容になっている。

 特に2021年は在宅での開発や分散型の開発が余儀なくされたという。とはいえ、こうした遅延要因はすでに終息しており、現在はゲームを何度もプレイして磨き上げていく段階になっているとのこと。2022年春ごろに新しい情報公開を行い、発売に向けて準備をしていくという。

 『ファイナルファンタジー16』の新しい情報がどのようなものになるのか、2022年春ごろの新情報に期待したい。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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