『スーパーマリオ64』を「目隠し」でクリアするRTAが話題に。「RTA in Japan Winter 2021」で記憶と耳だけを頼りに攻略していく驚異的なタイムアタックが披露される

 一般社団法人RTA in Japanが、12月26日(日)から12月31日(金)まで開催している大型RTA(リアルタイムアタック)イベント「RTA in Japan Winter 2021」にて行われた、目隠しをしながら『スーパーマリオ64』をタイムアタックする配信が話題を集めている。

 また配信の模様が見ることができるアーカイブ映像が公開されている。

 12月28日に目隠しをしながら『スーパーマリオ64』をタイムアタックを行ったのは、日本に住んでいたこともあるというドイツに在住している走者Bubziaさん。また解説を宇佐美まさむねさんが務めた。

 ルールはクリアまでの最小のスター枚数である70枚を集めて『スーパーマリオ64』をクリアするタイムアタックで、バグ技の「ケツワープ」は禁止。それを「目隠し」で行うというもの。

 Bubziaさんの記憶と耳だけが頼りに攻略していくものとなっており、まず『スーパーマリオ64』の詳細なマップとその対処法を事前に記憶、そしてある音やテンポを把握しながら、マリオの状況を察知してそのときに適した入力を正確に実行していくというものとなっている。

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(画像はTwitch「RTA in Japan Winter 2021: スーパーマリオ64」より)

 ゲームの最初、Bubziaさんは目隠しをしながら難なく最初のボスであるボムキングに到達。まず二段ジャンプでボムキングの背後を取り、掴んでからマリオの足音を目印にボムキングを投げた。その後、ボムキングにぶつかり、バク中してボムキングの背後を取り再び投げるというテクニックを披露した。

 ボムキングにわざとぶつかることによって、バク中してちょうど投げれる位置になるのを調整しているという。そして最後にはボムキングを正面に投げる。こうすることによってスターがマリオの真上に登場するので、ジャンプするだけでスターを獲得できる。こういった緻密なパターンを実行していくことによって、『スーパーマリオ64』を攻略していくのが今回のタイムアタックだ。

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(画像はTwitch「RTA in Japan Winter 2021: スーパーマリオ64」より)
『スーパーマリオ64』を「目隠し」でクリアするRTAが話題に。「RTA in Japan Winter 2021」で記憶と耳だけを頼りに攻略していく驚異的なタイムアタックが披露される_003
(画像はTwitch「RTA in Japan Winter 2021: スーパーマリオ64」より)
『スーパーマリオ64』を「目隠し」でクリアするRTAが話題に。「RTA in Japan Winter 2021」で記憶と耳だけを頼りに攻略していく驚異的なタイムアタックが披露される_004
(画像はTwitch「RTA in Japan Winter 2021: スーパーマリオ64」より)

 Bubziaさんはテンポや特定の音を聞いてマリオの状態を認識したり、さまざまなテクニックを駆使して攻略していくが、なかにはスティックのわずかな倒し具合によって位置がずれてしまったり、1フレームのテクニックが必要な場面があるなど、攻略が困難が極める場面も見られた。

 そうしたときもBubziaさんはリカバリーのテクニックを行ったり、コースから出て仕切り直すことによって着実にスターを集めていく。無事に70枚を集め、最後にクッパステージを進み、クッパを倒して最後のスターを獲得した。タイムは1時間47分30秒だった。

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(画像はTwitch「RTA in Japan Winter 2021: スーパーマリオ64」より)

 Bubziaさんは、最後に「ちょっとミスが多かったけど、だいぶ良かった」とコメント。解説をしてくれた宇佐美まさむねさんにも感謝した。コメントでもBubziaさんの健闘をたたえるとともに、わかりやすい解説をした宇佐美さんを称賛する声や、TwitterでもこのRTAに騒然とする驚きの書き込みが多く見られた。

 驚異的なプレイを披露したBubziaさんだったが、ゲームクリア後には別にチックタックロックでスターを獲得するショーケースを披露。Bubziaさんは今後、目隠しで120枚スターの獲得を目指し練習を重ねるという。

 まだ目隠し『スーパーマリオ64』のRTAを見ていない人は、アーカイブで見ることが可能なので、ご覧になってはいかがだろうか。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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