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『ときめきメモリアル』で藤崎詩織の目隠しRTAを達成。見事、1時間未満で伝説の樹の下で藤崎詩織と再会

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※【更新2022/01/11 7:55】記事初版にて「RTA in Japan Summerや今回の目隠しRTAとも、PSPに移植されたバージョンを使用している」と書いておりましたが、正しくは「RTA in Japan SummerではPSPに移植されたバージョンを、今回の目隠しRTAではPS版を使用している」でした。訂正してお詫び申し上げます。

 恋愛シミュレーション『ときめきメモリアル』で、目隠しRTA(リアルタムアタック)を行う動画が話題になっている。走者のKazupoonさんは、見事「59:21」という1時間をきって「目隠しRTA」を達成している。

 『ときめきメモリアル』はコナミから発売された恋愛シミュレーションゲームで、プレイヤーは高校生活を送りながらヒロインから告白することを目標とする。さまざまなヒロインが登場するがメインヒロインの藤崎詩織は、他のヒロインと比べて難易度も高いことからしばしば「ラスボス」とも評される。

 本作で、目隠しRTAを行ったのは「ときメモRTA」の走者としては世界1位の記録を持つKazupoonさん。2021年では「RTA in Japan Summer」でも藤崎詩織の攻略するRTAを披露している。なおRTA in Japan SummerではPSPに移植されたバージョンを、今回の目隠しRTAではPS版を使用している。

 Kazupoonさんによると、『ときめきメモリアル』のRTAとして大切なのは他のヒロインをなるべく登場させないことだという。そのため根性や雑学のパラメーターをあげすぎないように調整しつつ、1年目は芸術と理系のパラメーターを中心にあげていく。

 まず最初に主人公の誕生日は3月5日、詩織は3月10日に設定し、血液型はB型にする。誕生日を3月にすることで3年目の誕生日イベントが卒業式の後になるため省略することができるという。またB型にすることで相性や部会を調整することができる。

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(画像はYouTube「藤崎詩織を目隠しで攻略【59分21秒】【ときめきメモリアル】」より)
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(画像はYouTube「藤崎詩織を目隠しで攻略【59分21秒】【ときめきメモリアル】」より)
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(画像はYouTube「藤崎詩織を目隠しで攻略【59分21秒】【ときめきメモリアル】」より)

 あえてヒロインに嫌われることで爆弾を出し下校イベントを省略したり、容姿を抑えることでクリスマスイベントを省略して時間を縮めていく。また3年目になると基本的に他のヒロインが登場することがなくなるので、パラメーターをあげていく。

 藤崎詩織の攻略の条件はデートが8回以上、文系、 理系 、芸術、運動が130以上、 雑学が120以上。また容姿、根性が100以上なので、そうしたパラメーターをあげつつデートも「近所の公園」で済ましていく。

 今回の「目隠しRTA」は基本的にこういった短縮技を成功させつつ、カレンダーを暗記。またパラメーターは見えないため、コマンドの成功回数の効果音で判断していく。またもっとも難しいのが最初のプロフィール入力で、リズムで覚えたという。

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(画像はYouTube「藤崎詩織を目隠しで攻略【59分21秒】【ときめきメモリアル】」より)
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(画像はYouTube「藤崎詩織を目隠しで攻略【59分21秒】【ときめきメモリアル】」より)

 こうしてKazupoonさんは、見事「59:21」という1時間をきる「目隠しRTA」を達成することに成功した。KazupoonさんのYouTueチャンネルには、ほかにも『ときめきメモリアル』シリーズのRTAが公開されているので、興味がある人は視聴してみてはいかがだろうか。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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