寺沢大介氏によるマンガ『将太の寿司』の単行本3~4巻分を1冊にまとめた電子書籍『極!合本シリーズ 将太の寿司』全7冊が、Amazonにて各11円という破格のセール価格で販売されている。単行本にして27巻分の内容を、わずか77円でお得に楽しむことが可能だ。
※権利関係の都合により、セール元のAmazonとは異なるリンク先より引用。なお画像は単行本版
『将太の寿司』は、1992年より『週刊少年マガジン』誌上で連載された寿司料理マンガ。『ミスター味っ子』や『喰いタン』などで知られる寺沢氏が生んだ料理マンガブームを支えた作品として人気を博し、1996年にはフジテレビ制作によるテレビドラマ化、1999年には農林水産省の広報番組としてアニメ化もされた。のちには『将太の寿司〜全国大会編〜』や『将太の寿司2 World Stage』といった続編も登場し、息の長いシリーズとなっている。
同作では北海道で寿司屋を営む家庭に生まれ育った関口将太が、東京の名店・鳳寿司で寿司職人として成長する過程を、修行の日々や個性豊かなライバル職人たちとの交流を通じて描く。寿司というひとつのテーマに特化した作品ながら、創意工夫にあふれる発想の数々で、読む者を飽きさせない奥深い世界の魅力を映し出した珠玉の作品だ。
ユーモアを交えた丹念な筆致と独創的なアイデアを特徴とする寺沢氏の作風には同業界からの支持も厚く、『めしにしましょう』などの代表作を持つ小林銅蟲らがファンを表明している。また本シリーズをきっかけに回転寿司チェーン「スシロー」を題材としたオリジナルマンガ『SUSHIROAD(寿司道)』も執筆。2020年より特設サイト上で全話無料公開されている。
セール価格は執筆時点のものとなり開催期間は明記されていないため、興味を持たれた方は早めの購入を薦める。なお『極!合本シリーズ 将太の寿司』は定額制サービス「Kindle Unlimited」の対象となっており、加入者であれば追加料金不要で楽しめる点にも留意されたい。