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柴犬とサムライとヤクザが戦う和風カードゲーム『MIYAMOTO S』のSteam版が配信開始。Nintendo Switch版は2022年に発売予定

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 個人ゲーム開発者のhideki hanida氏は1月30日、『MIYAMOTO S』の配信をSteamにて開始した。価格は930円で、発売から2月7日までの間は10%オフの837円で販売される。

 また、本作のNintendo Switch版は2022年に発売される。

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(画像はSteam:MIYAMOTO Sより)

 『MIYAMOTO S』はミニチュアの和風ボードゲームをモチーフに、カードで戦うシングルプレイ用のターン性ストラテジーゲームだ。本作はhideki hanida氏が2018年にiOS向けに発売したアプリゲーム『MIYAMOTO』の移植版となっている。

 プレイヤーは手札からユニットを配置し、盤上に展開していく。ユニットには攻撃力と体力、特殊能力が与えられており、ユニットの攻撃やカードの能力で相手のマスターを倒せば勝利となる。

 ユニットの特殊能力のほか、ユニットではなく効果のみを発動するスペルカードが用意されており、ゲーム開始時にはカードのドラフトも実施される。非コスト性で小さな盤上で展開する本作は、シンプルな動作が勝敗の鍵を握るだろう。

 メインモードでは勝ち抜き戦の最後に登場するマスター「MIYAMOTO」を倒すとクリアだ。

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(画像はSteam :MIYAMOTO Sより)
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(画像はSteam で:MIYAMOTO Sより)

 また、本作はローポリゴンのモデルをトゥーンシェーダーで描画するアートスタイルとなっており、雅な色彩のアートワークで戦いが描かれる。また、ゲーム中の演出やユニットのリズミカルなアニメーションにより、洗練されたビジュアルが楽しめるだろう。

 いっぽうで、サムライ、柴犬、ヤクザが同居する粋なコミカルさも兼ね備えており、スタイリッシュで美しい映像演出と可愛らしさが並走する世界観が魅力的だ。

 『MIYAMOTO S』は柴犬を初めとした追加ユニットが実装されており、iOS版からドラフトやオプション画面、ゲームバランスが変更されている。hideki hanida氏は「iOS版を知っている方には、新しいMIYAMOTOとして遊んでもらえたら幸いです。」とコメントを寄せている。

 興味がある読者は、スペシャルプライスでお得に本作を遊んでみてはいかがだろうか。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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