『FGO』元クリエイティブディレクター塩川洋介氏がディライトワークスを退職、新会社「ファーレンハイト213」の設立を明らかに

 ゲームクリエイターの塩川洋介氏は、2022年1月末をもって、ディライトワークス株式会社を退職し、2月から「ファーレンハイト213株式会社」オーナー兼代表取締役に就任していることを関係者向けに明らかにした。

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 塩川洋介氏は、2000年にスクウェア(現スクウェア・エニックス)に入社。『キングダムハーツ』、『キングダムハーツ2』、『ディシディア ファイナルファンタジー』の開発に携わってきた人物だ。

 2009年からは北米のスクウェア・エニックスに出向し、帰国後に『MURDERED 魂の呼ぶ声』のディレクターを務めたあと、スクウェア・エニックスの子会社、Tokyo RPG Factoryにて『いけにえと雪のセツナ』の開発にも参加している。

 その後は『Fate/Grand Order』に携わるようになり、ディライトワークス株式会社に入社。クリエイティブオフィサー、「FGO PROJECT」のクリエイティブディレクターとして活動してきた。

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(画像はFate/Grand Orderの世界 | Fate/Grand Order 公式サイトより)
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 著書に『ゲームデザインプロフェッショナル ー 誰もが成果を生み出せる、『FGO』クリエイターの仕事術』、監訳書に『「レベルアップ」のゲームデザイン』などがあり、海外の開発経験を活かしてCEDECなどでも講演を行っている。

 今回、塩川氏はゲーム業界の関係者向けにディライトワークスを退社し、独立して新しい会社「ファーレンハイト213」を設立したことを報告。ファーレンハイト213の略称は「F213」になる。

 また塩川氏は、ファーレンハイト213の100%株主であり、代表取締役とオーナーを兼任にしている。

 独立のきっかけとして、「背中を託しあえる仲間」の存在を挙げており「一緒に仕事し続けたいと思える人たちと、ずっと一緒に仕事し続けられる場を実現する」ためとしている。またゲームを手に取ってくれた人にとって、記憶、感情、人生のなかで「何を刻み込めたのか?」を自答し、「そこしかない体験を通じて、純粋に楽しませたい」としている。

 電ファミニコゲーマーでは塩川氏のコメントもいただいており、以下のとおり。

塩川洋介氏コメント:
新規タイトルの創出に積極的に取り組んでいく予定です。
”沸点を超えるような体験”を生み出していけるよう、頑張ります。

 塩川氏は、さまざまな人の助力に感謝しつつ、独立を報告している。塩川氏の今後の活躍に期待したい。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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