業界関係者向けのニュースレターを提供する海外メディアAxiosは、ユービーアイソフトの共同創設者であるイブ・ギルモ氏による最新の決算発表での発言を取り上げ、アクションアドベンチャーゲーム『アサシン クリード ヴァルハラ』の累計売り上げが10憶米ドル(1150億円)を超えたと明らかにした。海外メディアのEurogamerもAxiosの報道をもとに伝えている。
2020年11月に発売された『アサシン クリード ヴァルハラ』は、暗殺者(アサシン)を中心に描いたシリーズ作品とは異なり、9世紀のヨーロッパを舞台にヴァイキングのイングランド侵攻が描かれるシリーズの最新作である。日本では発売前に海外版との表現規制の違いについて議論が巻き起こっていたが、発売後はアイルランドやパリを舞台にした拡張コンテンツやヴァイキングの歴史・文化などを学習できる無料コンテンツ「ディスカバリーツアー」などのアップデートを配信してきた。
また、本作はシリーズで初めて発売2年目も新コンテンツを配信する予定。日本時間3月10日(木)には、北欧神話をモチーフとした新たな拡張コンテンツ「ラグナロクの始まり」も配信される。
『アサシン クリード』シリーズで累計売り上げ10億ドルを突破した作品は本作が初めてで、業界系の海外メディアであるPC Games Insiderによると、ギルモ氏はマイルストーンを達成した要因として「プレイ時間の長さ」や「発売後におけるコンテンツの充実」を挙げているという。
『アサシン クリード ヴァルハラ』はPS4/PS5、Xbox One/Xbox Series X|S、Windows PC(Ubisoft Store)向けに発売中だ。