Odencatは2月21日(月)、『フィッシング・パラダイス』の体験版の配信を期間限定でSteamにて開始した。
体験版はSteam上のイベント「Steam Next Fest」 2022年2月エディションの一環として配信されるため、日本時間で3月1日(火)午前3時までの提供となる。
『フィッシング・パラダイス』は釣りゲームと南の島で展開される物語が並走するフィッシングRPGで、Odencatが手がけるRPG『くまのレストラン』の後日談にあたる作品だ。
現世での命を終えた主人公は天国にて、謎の大魚から「今のあなたにとっては、この天国すら本当の『天国』ではないかもしれない……」と意味深なお告げを授かる。
得体の知れないちっぽけな無人島で目覚めた主人公は辺りに落ちていた釣竿を手に、大魚の言葉を気にかけつつ釣りをしながら島での生活を送ることとなる。
現世ではない南の島には、現実とは異なる80種類の魚たちが登場。ゲームシステムは魚を釣って自身のレベルを上げ、物語を進めていくシンプルなものとなる。単純明快なシステムと穏やかな雰囲気が印象的だが、釣りパートで登場する大物相手にはスキルを駆使して白熱のバトルを繰り広げる必要もある。
ストーリー上では様々なキャラクターが登場し、なかには『くまのレストラン』に登場した顔ぶれも登場するという。知り合ったキャラクターたちは友達として交流可能であり、彼らの依頼をこなしていくと 好感度が高まり特別なイベントが発生する。
細部までこだわったドット絵の「トロピカルアイランド」や「青の洞窟」は懐かしさと美しさを追求して描画されたものであり、可愛いグラフィックで描かれる物語の結末にも要注目だ。
興味がある読者は、ぜひ体験版をプレイして正式リリースに備えよう。