日本一ソフトウェアは4月14日(木)、2007年4月に発売した同作品のリマスター版として『グリムグリモア OnceMore』をPlayStation 4、Nintendo Switch向けに7月28日(木)より発売することを発表した。
本作は、魔法使いの少女・リレが主人公の魔法ファンタジーリアルタイムシミュレーション。リレは魔法学校「銀の星体の塔」に降りかかった厄災と、繰り返す5日間の謎を解き明かすこととなる。
戦闘には自陣を守りながら敵陣を攻める「リアルタイムシミュレーション」が採用されており、戦略的なバトルが楽しめる。グリモアを使って召喚した「使い魔」たちが戦闘に臨むことが特徴で、精霊やゴースト、卵から孵化させる必要があるものの強大な力を持つドラゴンまで幅広い使い魔が登場する。さらに、戦闘のほかにも状況に応じて精霊術や交霊術といった魔法を使う必要があるようだ。
また、マップによる地理的な戦略にくわえて精霊魔法、交霊術、黒魔術、錬金術の4つの属性ごとの有利不利のほか、使い魔には魔法攻撃に弱いものの物理攻撃を全て無効化する「アストラル(幽体)」と「サブスタンス(実体)」のふたつのタイプが存在しており、これらの要素を組み合わせてより有利に立ち回ることが重要となる。
リマスター版となる本作では、グラフィックのHD化によって美麗なグラフィックが鮮明に楽しめるようになったほか、画面比率が広がることでより素早く戦況を把握することが可能に。さらにキャストを一新してボイスをすべて新規収録、追加しているとのことだ。
戦闘面では、広範囲にダメージを与える魔法や回復など4種類の「大魔法」が追加。新システムの「スキルツリー」と合わせればより幅広い戦術を実現可能だ。
このほかの追加要素は以下のとおり。
・ギャラリー機能
・早送り
・戦闘中セーブ
・ハードの難易度を調整、より挑戦しがいのある内容に
価格はパッケージ版・ダウンロード版ともに5478円となっている。
リリース全文は以下のとおり。
『グリムグリモア』のリマスター版
『グリムグリモア OnceMore』がSwitch/PS4で発売決定
日本一ソフトウェアは2022年7月28日に、『グリムグリモア』のリマスター版タイトルとして、Nintendo Switch™/PlayStation®4『グリムグリモア OnceMore』の発売を決定いたしました。
発表にあわせ、ゲーム内容を紹介するプロモーションムービーを公開します。本映像では、美麗なビジュアルで描かれるキャラクターたちや、使い魔を使った戦闘システムなどをご紹介。是非チェックしてみてください!
動画はこちらでご覧いただけます。
YouTube:https://youtu.be/CNmqub95pZE
ニコニコ動画:https://nico.ms/so40284651
ヴァニラウェアの魔法ファンタジーRTSが美しく蘇る。
『グリムグリモア』は、繰り返される5日間と迫る厄災を回避するため、魔法使いの少女リレが謎を解くために奮闘する魔法ファンタジーRTS(リアル・タイム・シミュレーション)。ヴァニラウェアが開発を担当し、2007年に日本一ソフトウェアから発売された。
今回『グリムグリモア OnceMore』として復活するにあたり、Switch/PS4に合わせた高解像度化はもちろん、戦局を覆す威力を持った“大魔法”や使い魔を強化する“スキルツリー”など、より遊びやすくなる新システムを追加しました。
より美しく鮮やかに、さらに遊びやすく進化した『グリムグリモア OnceMore』にぜひご期待ください。
ストーリー
少女リレ・ブラウは興奮に胸を躍らせていた。
秀でた魔法の才を認められた少年少女だけが入学できる魔法学校に招かれたのだ。
校長は、かつて魔王をも倒した偉大な魔法使いガンメル・ドラスク。
そして学び舎である「銀の星体の塔」こそ、滅ぼされた魔王の居城であった。
塔にはいまだ解明されぬ謎と危険が満ち、様々な思惑を秘めた人物が集っていた。
リレが初めてグリモア(魔道書)に触れ、魔法使いへの道を歩み始めてわずか五日後
恐るべき災厄が塔を襲い、塔にいた全ての者が命を失った。
ただ一人、訳もわからぬまま時間を遡った彼女を除いて……。
繰り返される五日間でリレは事件の真相に近づけるのか。
悪夢のような五日間を終わらせることが出来るのだろうか。
繰り返される死を回避するため、再び“グリモア”は開かれる。
キャラクター
リレ・ブラウ(CV:佐伯伊織)
魔法の才能を見出され、『銀の星体の塔』に招かれた真面目で努力家の少女。
貧しい家で帰りを待つ弟たちのためにも立派な魔法使いになりたいと願っている。
思いもかけない苦難に巻き込まれるが、自分でも知らなかった大胆な行動力と冷静な判断で謎に立ち向かう。キャラクター
マルガリタ・フローズン(CV:花井美春)
魔法学校の生徒。リレが一最初に出会う友達。
魔法使いが迫害される街から救い出された過去を持つが、性格はのんきでマイペース。
頭の上に使い魔のカエル「シャーリー」を乗せている。
ガンメル・ドラスク(CV:関輝雄)
魔法学校の校長。
かつて魔王を倒し、さらに魔王と契約した悪魔を封印した伝説的な魔法使い。
魔王の居城であった『銀の星体の塔』に魔法学校をつくり、各地から有望な若者を招いて、魔術の後継者を育てている。
アドヴォカート(CV:手塚ヒロミチ)
黒魔術の教師を務める悪魔。
校長との契約内容は不明。
紳士的に振る舞うことを好むが、時に悪魔の本性が覗く。
学校での魂集めは自粛しているようだが、向こうから飛び込んでくる分まで拒みはしない。
システム
システム
美麗ビジュアルで描かれる「魔法ファンタジー×RTS」!
主人公のリレは魔法学校「銀の星体の塔」に招かれ、魔法使いへの道を歩み始める。学校では、悪魔や亡霊たちが授業の邪魔をしたり、錬金術で生み出されたゴーレムが暴走したり、さまざまな事件が発生する。さらに、魔法学校には何やら秘密があるようで……。
精霊術、交霊術などさまざまな魔法を駆使してステージをクリアしながら、立派な魔法使いを目指そう。戦闘は、グリモア(魔道書)の力を借りて使い魔を召喚し、自陣を守りながら敵陣を攻略するRTS(リアル・タイム・シミュレーション)形式で行われる。
魔法戦では、グリモア(魔道書)を使って召喚した使い魔たちによって戦闘が行われる。精霊やゴーレムなど見た目も様々な使い魔たちは、それぞれ個性的な能力を持っている。
ドラゴンは強大な力を持つが、卵から孵化させる時間が必要だ。
相性を活かして戦いを有利に!
魔法には4種類(精霊魔法、交霊術、黒魔術、錬金術)の属性があり、それぞれに個性的なユニットを召喚できる。
さらに、使い魔にはサブスタンス(実体)とアストラル(幽体)の2つのタイプがある。アストラルは魔法攻撃に非常に弱いが、物理攻撃は一切効かないという性質を持つ。強力な物理攻撃の使い手には、アストラルの使い魔を当てるのがいいだろう。
敵との相性を考え、有利に戦える使い魔を召喚することが攻略の鍵となる。
OnceMore版の特徴
グラフィックの高解像度化
HD化を行ったことで、緻密に描き込まれたビジュアルがより鮮明に。画面比率がワイドになった分、魔法戦の盤面も把握しやすくなった。
キャラクターボイスを完全新規録り下ろし
ゲーム内のボイスは、全て新規に収録。オリジナル版からキャストが一新されている。さらに、ドラマパートだけでなく戦闘中にもリレや仲間たちのボイスが追加され、グリムグリモアの新たな一面を楽しめる。
新システム「大魔法」
戦闘時に使用可能な4種類の「大魔法」が新たに実装。発動できる回数は限られるものの、広範囲にダメージを与える炎を放つ“マナバースト”、傷ついた味方を回復させる“リザレクション”など、どれも状況を変える一手になるはずだ。
新システム「スキルツリー」
OnceMore版では、各ステージの勝利条件とは別にミッション(課題)が設定されている。課題を達成することで獲得できるコインを使い、魔法陣や使い魔の強化が可能だ。
ギャラリー機能
『グリムグリモア』『グリムグリモア OnceMore』のために制作されたイラストが閲覧可能な「ギャラリー」機能を追加。ヴァニラウェアの制作スタッフによる合計90枚以上のイラストが網羅されている。
オリジナル版からの変更・調整
戦闘やドラマパートの「早送り」機能や「戦闘中セーブ」機能が追加され、自分のペースでプレイしやすくなった。
また、「ハード」の難易度が調整され、オリジナル版より挑戦しがいのある内容に。
【製品情報】
タイトル :グリムグリモア OnceMore
読み仮名 :ぐりむぐりもあわんすもあ
ジャンル :魔法ファンタジーRTS
対応機種 :Nintendo Switch™ /PlayStation®4
発売予定日 :2022年7月28日(木)発売予定
プレイ人数 :1人
価格 :パッケージ版 4,980円(税抜)/5,478円(税込)
:ダウンロード版 4,980円(税抜)/5,478円(税込)
開発 :ヴァニラウェア
販売 :日本一ソフトウェア
CERO :B(12才以上対象)
公式サイト :https://nippon1.jp/consumer/grimgrimoire/
公式ツイッター :https://twitter.com/vanillaware_boy
https://twitter.com/nis_prinny
権利表記 :©2007-2022 VANILLAWARE Ltd./Nippon Ichi Software, Inc.