『ポケットモンスター』シリーズをはじめとするゲームの企画・開発を手がけるゲームフリークは、土・日曜日に加えて1週あたり1日の休暇を追加で取得できる選択式の週休3日制を2022年4月から導入していると明らかにした。発表によると本制度は小学生以下の子どもを養育している、もしくは家族の介護・看護が必要な正社員を対象としており、社員の事情にあわせて1ヶ月単位で利用できるという。
ゲームフリークは以前にも時差出勤や1時間の単位で取得できる有給休暇、在宅勤務などの制度を導入してきた実績があり、選択式による週休3日制の追加でより柔軟な働き方を実現できるようになる。週休3日制を利用している間の基本給・賞与は週休2日制と比べて2割ほどカットされてしまうようだが、子どもの療育や介護・看護のために好きな仕事を辞めたくない、もしくは仕事を長く離れることによるパフォーマンスの低下を避けたい人にとって非常にありがたいものとなっている。
なお、ゲームフリークの採用サイトでは、社員インタビューやオフィス内風景などの情報に加えてモデル年収や福利厚生などのデータを数字で確認できるので、興味があればチェックしておくとよいだろう。
プレスリリースの全文は以下のとおり。
【株式会社ゲームフリーク】『選択式週休3日制』を2022年4月より導入。
一人ひとりが自分の意思で働き方を選択できる、自律型のモノづくり集団を目指して。
『ポケットモンスター』シリーズをはじめとしたゲームの企画・開発を行っている、株式会社ゲームフリーク(東京都千代田区 代表取締役 田尻智)は、2022年4月より『選択式週休3日制』を導入しました。「育児・介護・看護」を目的として希望する社員が、土・日曜日に加えて1週あたり1日の休暇を追加取得できる制度です。
対象は小学生以下の子を養育している、もしくは家族の介護・看護が必要な正社員。1ヶ月単位で制度を利用可能とすることから、子供の夏休み期間や、一時的な介護・看護など社員の事情に合わせて活用できます。
ゲームフリークはこれまでにも時差出勤制度、1時間単位で取得可能な有給休暇制度、在宅勤務制度を設けてきました。『選択式週休3日制』の導入によって、より柔軟に個々の事情に合わせた働き方が実現できます。
一人ひとりが自分の意思で働き方を選択できる、自律型のモノづくり集団になりたい。この制度には、そんなゲームフリークの新しい働き方に向けた想いが込められています。
従業員が可能性を最大限に発揮できるよう、常に進化を続けてまいります。
■「育児・介護・看護」を目的とする『選択式週休3日制』
・対象者
・育児:小学生以下の子を養育する正社員
・介護・看護:家族の介護や看護をする正社員
・制度の利用申請
・平日の1日を休日として社員自身が選択
・開始日は毎月1日、終了日は月末とする1ヶ月単位で利用可能
・所定労働時間
・1日8時間×4日間=週32時間
・給与
・通常の週休2日制と比較して基本給・賞与8割支給
■株式会社ゲームフリークについて
ゲームフリークは『ポケットモンスター』シリーズを初めとしたゲームの企画・開発を行っています。「世界に”良質な遊び”を提供し続ける」こだわりは創立から33周年を迎えても当時から変わらず、今も開発の中に生きています。これからも「楽しさ、面白さ、発見」「勇気と希望、やさしさ、夢、冒険心」を大切に、新しいコンテンツを創り出してまいります。
■会社概要
社名 株式会社ゲームフリーク
設立 1989年4月26日
代表取締役 田尻智
従業員数 176名(2022年4月現在、正社員・契約社員のみ)
■関連リンク
公式サイト:https://www.gamefreak.co.jp/
働き方紹介:https://www.gamefreak.co.jp/recruit/workstyle/