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テーマやマッチョとの関連性がまったく分からない『体育館の天井に挟まったマッチョを助けるゲーム』が登場。ホラーゲーム「PIEN-ぴえん-」の制作者がまた謎ゲーを生み出した

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 個人ゲーム開発者のただすめん氏は5月6日(金)、Windows 10向けに開発した『体育館の天井に挟まったマッチョを助けるゲーム』自身のWebサイト上で公開した。

 本作については動画・ライブ配信でのゲーム実況が許可されている。ただし、本作のダウンロード前には、バグ・不具合に関する個別のサポートを受け付けておらず、本作をきっかけに発生した損害・障害等の補償もされない点に関して了承が必要となる。

 『体育館の天井に挟まったマッチョを助けるゲーム』は名前のとおり、なぜか体育感の天井にはさまってしまっているマッチョたちにボールをぶつけ、下に落として救出する作品である。Twitter上の告知では「救いと癒しのゲーム」と紹介されているほか、ただすめん氏のWebサイト上では「みんなの学校にもあったよね……」と体育館の天井に挟まるボールへの思い出をコメントとして添えているが、作品のテーマやマッチョと結び付けた理由はまったく分からない

  作中ではプレイヤーが位置と角度を選んでボールを投げ、マッチョが異常な身軽さで地面に着地するとひとり“救助”した扱いになる。ボールは体育館の中央に置かれたカゴから補充できるほか、天井には爆発する効果を持ったボールも引っかかっており、ボールをぶつけて落とせばなぜか爆発せずにゲット可能。投げつけると普通のボールより強い力で引っかかったマッチョを押し出せる。また、ときには通常と異なる演出を含む“レアマッチョ”も登場するようだ。

テーマやマッチョとの関連性がまったく分からない『体育館の天井に挟まったマッチョを助けるゲーム』が登場。ホラーゲーム「PIEN-ぴえん-」の制作者がまた謎ゲーを生み出した_001
(画像は「体育館の天井に挟まったマッチョを助けるゲーム | くそいサイト」より)

 ただすめん氏は、なぜか“寿司を食べ続けないと死ぬ男”が主人公の3Dアクションゲーム『そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!』や女子中高生の間で流行する絵文字を題材にしたホラーゲーム『PIEN-ぴえん-』、プッシャーゲームにマッチョを取り入れた鑑賞シミュレーター『マッチョすくい』など、今の人類には理解が追い付かない奇妙な作品の数々をフリーゲームとしてリリースしている。

 同氏のツイートによると、本作はクラウドファンディングでの出資を募って開発している「ペンライトの応援で除霊するホラーゲーム」の制作中に生まれた“灰汁みてぇな何か”から生まれたものだという。ダウンロードページでは無料ダウンロードのほかに、ついでで300円の“投げ銭”を送る有料ダウンロードも用意されているので、作品が気に入ったら支援しておくとよいだろう。

ペンライトを振って楽しく除霊する、個人制作による異色のホラーゲームがクラウドファンディングを開始。コンソール機への移植に向けた挑戦も進行中

ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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