HUP Gamesは5月17日(火)、開発を手がけるアクションRPG『ファイナルソード』について、PS版のストアページを開設した。5月19日(木)の午前9時より配信が開始される。
iOS/Androidで先行リリースされた『ファイナルソード』は、2020年にNintendo Switch版が発売。チープなデザインに1890円(税込)という当初の価格設定も相まって、配信直後から各種SNSを賑わせた作品だ。
“伝説のゲーム”とも称される本作がなぜそのように呼ばれているのかは、弊誌がNintendo Switch版の発売直後に掲載したレビュー記事を参照されると理由を掴めるだろう。同作は開発元の意図しない形でBGMの盗用疑いがかけられリリースからわずか4日で販売を停止することになり、2021年1月に該当箇所を修正した『ファイナルソード DefinitiveEdition』として再販を開始している。
おもなストーリーとしては病気の母を持つ主人公が治療に使う薬草を手に入れるため、村の外に出てはびこるモンスターたちと戦うというもの。上記の理由で注目を集めながらも一時期誰も触れられない状態となっていたことから話題性はさらに高まり、大型リアルタイムアタックイベント「RTA in Japan Winter 2021」では並みいるタイトルのトリを飾る挑戦としてTwitterのトレンド入りを果たした。
同イベントにて続編の制作も発表された『ファイナルソード』だが、今回は何の前触れもなくPS版のストアページをオープン。対応機種や続編との関連については執筆時点で明かされていないものの、グラフィックが大きく向上した高解像度のスクリーンショットも確認できる。
また、コントローラーの振動機能や3D立体視を使ったプレイにも対応する旨がストアページでは伝えられている。価格も含めいまだ謎に包まれている点も多いPS版の全容は、5月19日に明らかとなる予定だ。