バンダイナムコエンターテインメントは5月20日(金)、『デジモンサヴァイブ』の最新情報を公開した。
本作は『デジタルモンスター』(以下、デジモン)シリーズの最新作。キャンプに参加していた少年少女たちが民間伝承の神「ケモノガミ」が祀られる神社に踏み入れたことをきっかけに、モンスターたちが跋扈する異世界に迷い込んでしまう、というストーリーだ。過酷な状況の中で、少年少女とモンスターたちの「絆のドラマ」が展開していくという。
ゲーム中は「テキストアドベンチャー」と「タクティクスバトル」の2軸で進行する形式をとる。
「テキストアドベンチャー」パートでは、キャラクターたちとの会話や背景の中に配置されたオブジェクトを調べることでゲームが進む。大きく分けて、行動できる回数には制限があるものの移動先や行うイベントを選べる「自由行動」と、シナリオに準じて戦闘や調査を実施する「探索行動」の2種が用意されているようだ。
会話や調査の中では選択肢が出現する場面もあり、プレイヤーが選んだ行動の積み重ねでパートナーである「アグモン」の進化先が変化していくとのこと。また、ストーリー進行と親密度に応じて仲間の「デジモン」が進化するイベントも発生する。
「タクティクスバトル」パートでは、最大10体のモンスターを戦闘に参加させる集団戦を楽しめる。モンスターごとの素早さによって行動順が決定されるアクティブターン制を採用しており、戦闘マップの移動距離や高低差の登坂力もモンスターによって異なるため、それぞれの特性を理解して戦術を組み立てていくことが求められる。
各モンスターは「SP」を消費して技をはなったり、「進化」させることが可能。進化すると性能は大幅に強化されるが、継続的にSPを消費し続けるというデメリットも背負ってしまう。SPは進化を解き「成長期状態」にしたり、アイテムを使うことによって回復していく。戦況を見てSPのマネージメントを行い、効率的に戦うことが重要となりそうだ。
本作の早期購入特典としては追加モンスター「ギルモン」が入手可能。「ギルモン」は炎属性の攻撃に長けた万能型のモンスターで、アグモンと同様にさまざまなバトルに対応できる汎用性を備えている。必要なアイテムを集めれば「グラウモン」、「メガログラウモン」、「デュークモン」へと進化させることもできる。
『デジモンサヴァイブ』はNintendo SwitchとPS4向けに7月28日(土)の発売を予定している。以前にはプロデューサーの羽生和正氏から「これから発売に向け、さらなる情報をさまざまなメディアでお届けしていきます」との予告も行われていたため、今後の発表にも注目していきたい。