講談社ゲームクリエイターズラボは5月22日(日)、「Indie Live Expo」にてふたり専用の協力パズルアドベンチャー『違う冬のぼくら』を8月6日(土)に発売することを発表した。
本作は、『ひとりぼっち惑星』のところにょり氏が手がける、ふたりプレイ専用の協力パズルアドベンチャー。ひらめきや工夫、コミュニケーションが必要なステージの数々が登場するものの、お互いの画面を見ることが「禁止」されていることが大きな特徴となっている。
孤独感や人類の衰退など、胸が締め付けられるような独特のプレイ感を持つ作品を手がけるところにょり氏らしく、本作のキャッチコピーは「少年たちは、『どこか遠く』が、どれほど遠いのか、知りたかった。」となっており、少年たちが「とある目的」のために家出をし、山頂を目指す姿が描かれる。
公開されているスクリーンショットでは、少年たちが協力してステージを攻略していく姿のほかにも、おどろおどろしくも見える背景に頭部が機械にすげかわったような少年たちがたたずむ不穏なものも確認できる。
さらに人間のはずのふたりが動物となり、朽ちた動物の死体を前に笑顔を浮かべる不気味なショットも。一見ほのぼのとしているように見える背景に走るノイズがより一層歪さを引き立たせており、本作の一筋縄ではいかない雰囲気を存分に感じられる。
講談社ゲームクリエイターズラボは、「年間1000万円支給しますから、好きなゲームを作りませんか?」をキャッチコピーに活動するインディーゲームクリエイター支援プロジェクト。第二期メンバーとして、7作品の支援が新たに決定している。
価格は未発表。PC(Steam)、8月6日(土)よりiOS、Android向けに配信予定だ。
リリース全文は以下のとおり。
『違う冬のぼくら』
開発者:ところにょり
▼発売日
2022年8月6日(土)配信2人プレイ専用。
相手の画面を見ることが禁じられているパズルアドベンチャーゲーム。▼Steamストアページ
https://store.steampowered.com/app/1801110/BOKURA▼ゲーム説明
『違う冬のぼくら』は2人プレイ専用のパズルアドベンチャーゲームです。 プレイはそれぞれ別の端末で行い、相手の画 面を見ることは禁じられています。 プレイヤーはそれぞれ家出をした少年となり、ある目的のために山の頂上を目指し ます。 2人の進む先には、協力することでしか乗り越えられない数々のステージが待っています。 ひらめきや工夫、コ ミュニケーションが必要となるギミックを解き、ステージを攻略していくことで、少年たちの家出からはじまる不条理な ストーリーを体験しましょう。▼ジャンル
2人プレイ専用パズルアドベンチャー▼配信プラットフォーム
iOS/Android/Steam▼クリエイタープロフィール
ところにょり ・ゲームみたいなやつをつくってます。過去作は『ひとほろぼし』『ひとたがやし』『ひとりぼっち惑星』『からっぽの いえ』『あめのふるほし』『おわかれのほし』『renal summer』
https://twitter.com/tokoronyori