開発元のCubeCube Sportsは5月25日(水)、『BBQ Simulator: The Squad』をPC(Steam)向けに正式リリースした。
本作は最大8人でのマルチプレイにも対応したバーベキューシミュレーター。プレイヤーは、各キャラクターが飢えて倒れてしまう前に肉を焼き、腹を満たさなくてはならない。雨や雪といった気象トラブルや肉を盗み出そうとするハエなどの障害を乗り越え、楽しいバーベキューを守り抜こう。
一般的な家の庭だけではなく、宇宙ステーションや射撃演習場のような場所でプレイしている様子も紹介されており、宇宙では無重力空間も再現されているようだ。焼いた肉が自分の方に飛んできたり、ちぎったトマトやその他のアイテムがふわふわと浮遊している姿が映像から確認できる。
マルチプレイ中には役割が割り振られることはなく、それぞれが自由に行動することができる。フレンドに肉を焼くのを任せ、庭のサッカーボールや芝刈り機で遊ぶことも可能だ。使用するキャラクターは細かにカスタマイズすることもできるという。
今回リリースされた製品版では、調理済みの脳みそを食べさせゾンビを撃退したり、「BBQKong」に餌をやって街を破壊したりなどユニークなモードが実装。全13モードが用意され、そのほか新しいアイテムやレシピなども追加、Steamの実績機能にも対応したようだ。
本作の開発元であるCubeCube Sportsはトルコを拠点とするゲームスタジオで、過去には最大4人でのマルチプレイが可能なキャンプシミュレーター『Camping Simulator: The Squad』を手がけた。現在はコーヒーを淹れる「バリスタ」のシミュレーター『Barista Simulator』を開発中とのことで、今後もユニークなシミュレーターゲームを展開していってくれることにも期待したい。
『BBQ Simulator: The Squad』はPC(Steam)向けに現在配信中、価格は310円(税込)となる。お手頃な価格の本作で、フレンドたちとバーチャルバーベキュー体験を楽しんでみてはいかがだろうか。