スクウェア・エニックス・ホールディングス理事の橋本真司氏は5月31日、同日を持ってスクウェア・エニックスを定年退職したとSNSで発表した。
皆様、お疲れ様です。本日5月31日(火)をもちまして定年退職することになりました。在職中は多方面の皆々様方々には大変お世話になりました。これからは、一スクエニファンとして応援させて頂きたいと思います。本当にありがとうございました。 pic.twitter.com/yIj89uvh8x
— shinji hashimoto (@shinjihashimot3) May 31, 2022
今回の発表にあわせて、スクウェアエニックス海外向けアカウントにて、ビデオレターが公開された。映像では「スクウェアエニックスを卒業しますけど、いちゲームファン、エンタメファンとしてこれからも楽しんでいきます」、「いちファンとしてこれからスクウェアエニックスのタイトルを心待ちにして、遊びたいと思います」とポジティブなコメントを残した。
Shinji Hashimoto retires from Square Enix today and we're very lucky to have received a video message from him.
— Square Enix (@SquareEnix) May 31, 2022
Thank you for everything, @shinjihashimot3! 🎉 pic.twitter.com/LHowKYfgqX
橋本真司氏はバンダイにてマーケティングやプロデュース、ファミコン名人の橋本名人として活動し、退社後にゲーム会社「コブラチーム」を設立。同社が1994年にスクウェアの子会社となり、その後スクウェア本社へと移籍し、『ファイナルファンタジー』シリーズや『キングダム ハーツ』シリーズなど、多数のタイトルでプロデューサーを務めた。また、『ファイナルファンタジー』シリーズに関しては2021年5月頃までの間ブランドマネージャーを務めた。
今回の発表に際して、世界中のファンや、スクウェア・エニックス取締役の齊藤陽介氏、『チョコボ』シリーズのイラストレーターとして知られる板鼻利幸氏、ソラ(Sora)代表の桜井政博氏などゲームクリエイターから感謝と労いのメッセージが送られており、橋本真司氏がゲームシーンに与えた影響と功績が伺えるだろう。