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国内初のシニアプロeスポーツチーム「マタギスナイパーズ」が次世代メンバーの募集を開始。年齢制限を引き下げて、団体の今後を担うジュニア枠(60~64歳)を新たに公募

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 秋田県に拠点を置くシニアプロeスポーツチームの「マタギスナイパーズ」は6月3日(金)、同団体の今後を担う次世代メンバーの募集を開始した。前回公募時には「65歳以上」となっていた年齢制限を「60歳以上」に引き下げ、ジュニア枠(60〜64歳)を含む若干名の選出が行われる。

 マタギスナイパーズは、孫にも一目置かれる存在”を目指して活動する日本国内初のシニアプロeスポーツチーム。2021年9月の発足時にはテレビや新聞、雑誌にインターネットなど各種メディアへも取り上げられ大きな話題を集めた。

 結成の理由について運営元の株式会社エスツーは、高齢者の健康増進や認知機能の維持、孤立化の防止といったeスポーツの効果に期待を込めたと伝えている。また秋田県は全国でも特に急速な高齢化が進んでいることから、ゲームを通じた世代横断型の地域コミュニティの育成も狙いに含まれているという。

 同チームは活動開始から約半年の間に所属選手のMark25氏がシニア向け大会「LEGEND CUP」の『スペースインベーダー』部門で全国2位に輝くなどの成績を記録。『フォートナイト』『エーペックスレジェンズ』『VALORANT』といったFPSタイトルを中心にコーチ指導のもと専用施設での練習に取り組んでいるほか、ストレッチや遠足などのレクリエーションにも積極的な動きをみせ、その模様を日々発信している。

 今回の募集条件は以下のとおり。

・満60歳以上であること
・秋田県内に在住であること
・日本語でのコミュニケーションが可能であること
・月数回、3時間前後の練習に参加可能であること(オンラインでの参加も可能)
・本気でゲームに取り組めること

 募集期間は8月31日(水)までとなっており、6月20日(月)と30日(木)には、それぞれ11時と15時より説明会が開催される。なお説明会は申し込み状況に応じて随時開催を予定しているとのことなので、条件を満たしていて意欲のある方は募集ページから問い合わせてみてはいかがだろうか。

ライター
フリーランスの翻訳者を経て、2021年より編集アシスタントとして加入。京都の町屋で猫と暮らす。
Twitter:@dashimaruJP

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