カナダのバンクーバーに拠点を置くHalf Asleepは6月11日(土)、夢と現実世界が交わるリズムアクションゲーム『Melatonin』を9月16日(金)にリリースすると発表した。対象プラットフォームはPC(Steam、Epic Games)となり、海外向けにはNintendo Switch版の発売も告知されている。
ピンクを基調とした淡いパステルカラーのアニメーションで描かれる本作では、ドリーミーなLo-Fiサウンドに乗ったミニゲームの数々が展開される。
プレイヤーはパーカー姿の男性キャラクターとなり、彼が見る夢の世界で食事やショッピング、SNSなど現実の生活をテーマとしたさまざまなゲームに挑戦。流れるビートにあわせてタイミングよくボタンを押し、ハイスコアの獲得を目指していく。
ゲームの内容は食事であればピザを口でキャッチする、ショッピングではクレジットカードをスキャンする、SNSにおいてはスマートフォンの上を次々と飛び跳ねフォロワーを増やしていくといった日常と地続きのもの。いずれも夢の世界らしいファンタジックなアクション演出で、本作ならではの浮遊感あふれるプレイを楽しめる。
またテキストやUIによる説明を極力排した没入度の高いゲームデザインも特徴的だ。一方でチュートリアルやビジュアル・オーディオの双方によるアシスト、操作タイミングの調整を行うキャリブレーション機能も実装されており、腕前に応じた難易度で遊べる仕様となっている。
さらにゲームの進行とともに、新たなチャプターやチャレンジモード、各ステージを自身の好みにカスタマイズ可能なレベルエディター機能も解放されるという。Steamでは体験版も配信されており、リリースに先駆けて触れることができる。
ほかにもマッチングアプリや写真の現像、催眠術にUFOキャッチャーなどを題材とするミニゲームの種類は20以上にものぼるとのこと。『Melatonin』の販売価格や日本語への対応は執筆時点で未定となっている。