『バットマン:ロング・ハロウィーン』や『スパイダーマン:ブルー』、『ハルク:グレイ』をはじめとする「カラーシリーズ」などの作品で知られるティム・セイル氏が逝去

 『バットマン:ロング・ハロウィーン』『スーパーマン・フォー・オールシーズン』『スパイダーマン:ブルー』『ハルク:グレイ』をはじめとする「カラーシリーズ」などの作品で知られるコミックアーティストのティム・セイル氏が6月17日、亡くなったことが明らかになった。享年66歳。

 DCコミックとマーベルコミックの両方で活躍したベテランのアーティストであるセイル。細密なコマの構図と、大胆なページ使い、印象的な黒塗り、色使いなどが特徴の個性的なアーティストであった。

 80年代前半にアーティストとしてのキャリアをスタートし、90年代初頭にジェフ・ローブと共にバットマンのアンソロジーシリーズ『バットマン:レジェンズ・オブ・ザ・ダークナイト』のために一連のハロウィン特別号を制作。この作品がきっかけでコミック業界で脚光を浴びるようになった。

 この単発作品は人気を博し、1996年から1997年にかけて発表されたシリーズ『バットマン:ロング・ハロウィーン』で再びジェフ・ローブとタッグを組み、ふたりの名前はアメリカはもちろん、日本国内のアメコミファンにも知れ渡った。

 『バットマン:ロング・ハロウィーン』はバットマンの出自やキャリアを細かく描き、クリスマスやバレンタインデーなどの有名な祝日にヴィランと戦うバットマンを描いている。

 この作品はクリストファー・ノーランの『ダークナイト』や今年公開されたマット・リーヴスの『THE BATMAN-ザ・バットマン-』に大きな影響を与えたことで知られている。

アメコミアーティストのティム・セイル氏が逝去_001

 ふたりのアーティストは『バットマン:ロング・ハロウィーン』に続き、『バットマン:ダーク・ビクトリー』『キャットウーマン:ホエン・イン・ローマ 』『スーパーマン・フォー・オールシーズン』などの作品をDCコミックスで発表。マーベルでは『スパイダーマン:ブルー』『ハルク:グレイ』をはじめとする「カラーシリーズ」を発表した。

アメコミアーティストのティム・セイル氏が逝去_002

 DCコミックスのチーフクリエイティブオフィサーであるジム・リーは、今週の月曜日に健康上の問題でセイルが病院に入院したとTwitterで発表。それから間もなく亡くなったことが確認され、死因は発表されていない。

 またDC、マーベル共に追悼の言葉をTwitterに投稿している。

 今年はジョージ・ペレス、ニール・アダムスとアメコミ界のレジェンドの訃報もあり、アメコミファンとしては悲しい話題が続く。

ライター
『プリパラ』、『妖怪ウォッチ』ありがとう。黙々とゲームに没頭する日々。こっそりと同人ゲーム、同人誌を作っています。ネオ昭和ビジュアルノベル『ふりかけ☆スペイシー』よろしくお願いします。
Twitter:@zombie_haruchan
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