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『ゴースト・オブ・ツシマ』対馬の浜御塩味こと“誉れポテチ”の存在に開発プロデューサーが気づく。箱買いを切望するも海外では購入できず、販売元のカルビーにも伝わる事態に

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 『ゴースト・オブ・ツシマ』を開発したSucker Punch Productionsの共同設立者にしてプロデューサーのブライアン・フレミング氏が、日本国内で販売されているカルビーのスナック商品「夏ポテト 対馬の浜御塩味」の購入を切望している。

 同作の舞台となる対馬の地と、主人公・境井仁が葛藤する武士のあるべき姿を示した「誉れ」の概念にちなみ、ファンの一部から“誉れポテチ”とも呼ばれる本商品にただならぬ関心を寄せているようだ。

 『ゴースト・オブ・ツシマ』は、2020年7月に発売されたアクションアドベンチャーゲーム。鎌倉中期の蒙古襲来(元寇)事件を題材に、アメリカへ拠点を置くSucker Punch Productionsが綿密なリサーチを元に日本の歴史や武士の精神性を描き出したタイトルとして高い評価を獲得している。

 そんな本作を手がけた中心人物のひとりであるフレミング氏は6月17日(金)、自身のTwitterアカウントを通じて「これはホンモノ!? 箱買いするにはどうすれば?!?」と投稿。Twitterユーザーのなはぶき氏が「夏ポテト 対馬の浜御塩味」を英語で紹介したツイートへ驚き混じりに反応した形だ。

『ゴースト・オブ・ツシマ』“誉れポテチ”の存在に開発プロデューサーが気づく_001
(画像はカルビー公式サイト「夏ポテト 対馬の浜御塩味」より)

 10年以上にわたり季節限定で発売されている同商品は、6月13日(月)より本年度の販売を開始。カルビーによれば夏に獲れる新じゃがいもを波状に厚くカットし、対馬で製造された自然なうま味を持つ「浜御塩」を使って仕上げたさっくりと軽い食感が特徴だという。

 フレミング氏の“誉れポテチ”に対する想いは、『ゴースト・オブ・ツシマ』の日本語ローカライズをソニー・インタラクティブエンタテインメント在籍時に担当していた石立大介氏やカルビーまでをも巻き込み、海外のTwitterユーザーへもその存在を知らしめつつある。

 残念ながら「夏ポテト 対馬の浜御塩味」は執筆時点で海外への販売には対応していないものの、一連の経緯はカルビーの商品担当者にも伝えられるそうだ。今回の発見を機に“誉れポテチ”がフレミング氏の元へと逆輸入される日が訪れるのか、続報に注目したい。

ライター
フリーランスの翻訳者を経て、2021年より編集アシスタントとして加入。京都の町屋で猫と暮らす。
Twitter:@dashimaruJP

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