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『エルデンリング』の「マレニア」を1000回倒し苦戦する人々を救った伝説の海外プレイヤー、木彫りのマレニアや剣をバンダイナムコエンターテイメントから贈呈される

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 『エルデンリング』のプレイヤーLet me solo herさん(Twitter名はKlein Tsuboiさん)は、「バンダイナムコエンターテインメントアメリカ」から『エルデンリング』の「剣」などの贈呈があったことを明かした。

 Let me solo herさんは、『エルデンリング』のボス「マレニア」に苦戦するプレイヤーたちを救ってきたプレイヤーとして知られている人物だ。Let me solo herさんの噂が広まったのは、今年4月。掲示板redditユーザーのsazed813さんの投稿がきっかけだった。

 高い難度を特徴としている『エルデンリング』。そのなかでもゲーム終盤に登場するボス「マレニア」は強敵として知られ、多くのプレイヤーが苦戦を強いられ心を折られてきた。

 redditにスレッドを投稿したsazed813さんも、そんな「マレニア」に手こずるプレイヤーのひとりだった。「マレニア」に30回ほど挑むものの連敗が続き、残りの体力が15%で負けたこともあったという。そこでsazed813さんは他の協力プレイヤーを募ることにしたが、「Let me solo her」(彼女とソロでやらせて)という、今回『エルデンリング』のグッズを贈呈されたプレイヤーのサインを発見した。

『エルデンリング』の「マレニア」に苦戦するプレイヤーたちを救ってきたプレイヤーにバンナムが「剣」を贈呈_001
(画像はYouTubeより)

 その姿は頭にツボを被っており、刀を二刀流しているだけで、あとは全裸という奇妙な姿だったという。

 興味を引かれたsazed813さんは試しに「Let me solo her」を召喚すると、そのプレイヤー名どおり、実際にひとりでなんなくマレニアを撃破してしまったという。このことをredditに投稿すると、「同じことを経験した」と証言するほかのユーザーも現れ、掲示板は「伝説は本当だった!」と沸き立った。

『エルデンリング』の「マレニア」に苦戦するプレイヤーたちを救ってきたプレイヤーにバンナムが「剣」を贈呈_002
(画像はYouTubeより)
『エルデンリング』の「マレニア」に苦戦するプレイヤーたちを救ってきたプレイヤーにバンナムが「剣」を贈呈_003
(画像はYouTubeより)

 そして後日、Let me solo herを名乗る人物がredditに登場。しかも実際にマレニアと戦う様子を納めた動画を投稿したことで、Let me solo herさんの人気に火が付き、一躍ヒーローとなった。ファンアートが作られたり、Let me solo herさんのプレイスタイルを真似する人すらも現れた。

[Let me solo her] – fanart from Eldenring

 その後、Let me solo herさんはマレニアと戦う様子をYouTubeで配信を開始する。そして6月には単独でマレニアを1000回倒すことに成功し、『エルデンリング』のプレイヤーからは多くの称賛が集まった。

 今回、そんなLet me solo herさんのもとにバンダイナムコエンターテインメントアメリカから、マレニアの1000回撃破記念にプレゼントが到着した。

 エルデンリングのロゴが入った箱とともに、撃破を祝福する「カード」、「巻物上のマップ」、「木彫りでマレニアが刻印された板」、そして「RISE, TARNISHED」(立ち上がれ、褪せ人)という文字が入った「剣」がプレゼントされている。

 Let me solo herさんことKlein Tsuboiさんは、「『ダークソウル3』のボス、グンダでゲームを辞めそうになったこともありましたが、がんばってよかったです」とコメント。粘り強くゲームをプレイしていくと、情熱的で献身的なコミュニティの一員であることを誇りに思うようになったとのこと。

 バンダイナムコエンターテインメントアメリカとともに、『エルデンリング』のコミュニティに感謝してコメントを締めくくっている。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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