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「ずんだもん」が人気の歌声合成ソフト『NEUTRINO』に8月1日に追加へ。楽譜と歌詞データがあれば調声なしで歌わせることが可能

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 SSS合同会社は、歌声シンセサイザー『NEUTRINO』向けに開発が行われているずんだもんの音声ライブラリの追加リリース日が、クラウドファウンディング支援者向けには7月15日(金)、一般向けには8月1日となることを発表した。

ずんだもんは、SSS合同会社が企画する「東北ずん子プロジェクト」に登場するキャラクターだ。東北ずん子が操る武器「ずんだアロー」に変身する妖精で、最近ではヒホ氏が開発した無料のテキスト読み上げソフト『VOICEVOX』に登場したことから爆発的に知名度を上げ、YouTubeやニコニコ動画などの動画サイトでは定番のキャラクターとなりつつある。

「ずんだもん」が歌声合成ソフト『NEUTRINO』に追加へ。一般配布は8月1日に決定_001
(画像はNEUTRINO(歌声シンセサイザー)公式Twitterより)

『NEUTRINO』は、SHACHI氏によって開発された無料の歌声シンセサイザーだ。楽譜と歌詞のデータを入力するだけで、ニューラルネットワークによって学習した自然に近い歌声を自動的に合成してくれるソフトで、リリース当初は音声ライブラリに収録されているキャラクターの一人である東北きりたんにちなんで、AIきりたんとしてネット上で大きな話題を呼んだ。

以下は、「ずんだもんは、四国めたんも「ささやきたい」「歌いたい」音声合成制作!」クラウドファンディングページで紹介されている、『NEUTRINO』を使用したユーザー製作の動画。

 今回の『NEUTRINO』へのライブラリの追加は、GREEN FUNDING上で行われたクラウドファンディングプロジェクト「ずんだもんは、四国めたんも「ささやきたい」「歌いたい」音声合成制作!」の支援成功を受けてのもので、同プロジェクトでは支援者へのリターンとして、今回の『NEUTRINO』へのずんだもんの追加のほか、同じく東北ずん子プロジェクトのキャラクターである四国めたんの『NEUTRINO』への追加や、テキスト読み上げソフトである『VOICEVOX』への、両キャラクターのささやき声の追加などを予定している。

「ずんだもん」が歌声合成ソフト『NEUTRINO』に追加へ。一般配布は8月1日に決定_002
(画像は「ずんだもんは、四国めたんも「ささやきたい」「歌いたい」音声合成制作! | SSSファンド」より)

『NEUTRINO』公式Twitterによれば、今回追加されるずんだもんの歌声は「子供らしさを感じる元気でパワフルな声に仕上がりました。」とのことだ。

『NEUTRINO』のずんだもんの音声ライブラリのリリース日は、クラウドファウンディング支援者向けには7月15日(金)。一般向けの配布は8月1日(月)。

 気になった方はこの機会にお手元に楽譜データを用意して、元気に歌わせてみてはいかがだろうか。

ライター
85年生まれ。『勇者のくせになまいきだ。』シリーズの代表的プレイヤーとして名を馳せたツルハシの化身。 10代の頃、メックシューターゲーム『ファントムクラッシュ』とその続編『S.L.A.I.』の世界にハマり、 ディスプレイ越しに見た2071年に帰るべく日々を生きる。TCGとボードゲームも好物。
Twitter:@Dump29

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