バンダイナムコホールディングスは7月3日(日)に、国外のグループ会社において第三者による不正アクセスを受けたことを発表した。本件に関しては以前から一部の海外メディアなどで報じられていたが、今回正式に公表された形となる。
バンダイナムコホールディングスのプレスリリース(PDF)によれば、7月3日(日)に日本を除くアジア地域の複数のグループ会社の社内システムが不正アクセスを受けたとのこと。不正アクセスの確認後には、被害の拡大を防ぐためサーバーへのアクセス遮断などの対応を行ったとしている。
また、サーバーおよびパソコンの中には日本を除くアジア地域のトイホビー事業に関わる顧客情報などがふくまれていた可能性があるようだ。バンダイナムコホールディングスでは現在、漏洩の有無や範囲の特定、原因究明調査にあたっている。
今後は原因究明に向けて調査を進めるとともに、調査結果については適宜公表する予定とのこと。外部機関とも連携してグループ全体でセキュリティの強化を行い、再発防止に取り組んでいく姿勢を示している。
本件の詳細については、以下のリリースも参照されたい。
プレスリリースの全文は以下のとおり。
日本を除くアジア地域における当社グループ会社への不正アクセスについて
当社では、2022 年 7 月 3 日に日本を除くアジア地域の複数のグループ会社の社内システムが第三者による不正アクセスを受けたことを確認しました。不正アクセスの確認後、被害の拡大を防ぐために、サーバーへのアクセスの遮断などの対応を行っております。また、サーバー及びパソコンの中には、日本を除くアジア地域のトイホビー事業に関わる顧客情報などが含まれていた可能性があり、漏洩の有無や範囲の特定、原因究明調査を行っています。
今後も原因究明に努めるとともに、調査結果につきましては適宜公表する予定です。また、外部機関とも連携しグループ全体でセキュリティの強化を行い、再発防止のための施策に取り組んでまいります。
関係する皆様には、多大なご心配とご迷惑をおかけすることを深くお詫びいたします。