ゲームコミュニティでは、困難だと思われるクリア条件に懸賞金がかけられることがたびたびあるが、現在、最大2万ドル(約270万円)の懸賞金がかけられているクリア条件が話題になっている。
この懸賞金ゲームはアメリカの有名ストリーマーCr1TiKaL氏が実施しているものだ。対象となるタイトルは『Halo 2 Anniversary』で、最高難度であるレジェンドかつ、さまざまな縛りや難度上昇を付与する「スカル」をひとつをのぞきすべて付ける「LASO(Legendary All Skulls On)」という方法でプレイし、一度も死なずにクリアすることができれば2万ドルを賞金として贈呈すると発表した。
もともとこのチャレンジには5000ドルの懸賞金がかけられていたが、挑戦者が現れなかったため2万ドルに引き上げられたという経緯がある。それでもチャレンジを公表しているプレイヤーは記事執筆時点で現れておらず、この条件がいかに厳しすぎるものであるかは分かるはずだ。
なお、過去にこの条件でゲームをクリアしたことがあるプレイヤーはいるものの、プレイヤーに有利になるスカルを付けていたため、今回の条件には合わなかった。
また5年前のredditの投稿によると、「LASO」でクリアすることができたプレイヤーも存在するものの、クリアまでに3桁回は死んでしまったと報告している。
時間のほとんどを『Halo2 Anniversary』に注ぎ込む自身のあるプレイヤーにはぜひチャレンジをしていただきたいが、間違いなくFPS史上で最高難度の縛りプレイになるはず。ゲーマーとしての覚悟が試されそうだ。