ブルーパドルは、赤ちゃんがいる時だけ遊べるカードゲーム『0歳ボドゲ』を発売した。また同時に、子供がいる時だけ遊べる『1〜6歳ボドゲ』も発売した。
『0歳ボドゲ』はその名の通り、0歳児がいる時だけ遊べるカードゲームだ。
本作は「泣く」「笑う」「真顔」といった手持ちカードからアクションを選び、実際の赤ちゃんが15秒後にする行動を当てて、得点を稼いでいくゲームとなっている。
赤ちゃんは寝ていることが多いため、もっとも多いのは「ねてる」のアクションになるが、そういった取られる可能性の高いアクションは、このゲームにおいては得点が低く設定されている。
そのため、寝ながら笑ったり、突然目覚めるといった思いがけない行動をとることを狙って、あえて高得点のカードを出す選択肢もある、といったゲームデザインとなっている。
本作は育児の気晴らしに遊ぶ、「ゆるゲー」とのことだが、たまに奇跡が起こるとのことだ。
本作が生まれたのは、制作者の佐藤ねじ氏の次男が0歳だったころ、赤ちゃんは寝てもすぐ泣いてしまい、なかなか家族でゆっくりボードゲームができなかったのがきっかけだったという。
佐藤氏は、そんな状況を逆に利用してゲームができないかと考え、その結果として、この赤ちゃんがいる時だけ楽しめる『0歳ボドゲ』を作り出したとのことだ。
また、同時に発売された『1~6歳ボドゲ』はその名の通り、1~6歳の小さな子供がいる時だけ遊べるゲームだ。
こちらは手持ちのアクションカード(5秒とまる、バンザイするなど)を子供に実行してもらうことで得点を稼いでいくゲームとなっている。しかし、他のプレイヤーになんのアクションをさせようとしているかがバレてはダメなので、うまくばれないラインの指示をしていく必要がある。
たとえば「5秒とまる」というアクションをやってもらう場合、「かくれんぼしよう」と言ってみるなど、その子に合わせてうまい言い方が必要になるとのことだ。
アクションカードによって難易度と得点は変わり、制限時間内に、どれだけのアクションを成功できるかがカギとなっているようだ。
『0歳ボドゲ』、『1~6歳ボドゲ』は現在発売中。価格は『0歳ボドゲ』が1980円で、『1~6歳ボドゲ』が2420円。
両作品はひとまずAmazonのみでの取り扱いとなっているが、今後取り扱ってくれる場所が見つかればボードゲームショップなどでの取り扱いも考えているとのことだ。
気になった方はこの機会に赤ちゃんを用意して、ゲームに挑んでみてはいかがだろうか。