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戦国時代の大名となって天下統一を目指す歴史シミュレーションゲームの新作『信長の野望・新生』がリリース。自ら考えて行動するようになった”生きた武将”たちと共に、戦国乱世を駆け抜けよう

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 コーエーテクモゲームスは、歴史シミュレーションゲーム『信長の野望』シリーズの新作『信長の野望・新生』の発売を開始した。対応プラットフォームはPS4、Nintendo Switch、PC(Steam)。価格は10780円(税込)。

 さらに本作は早期購入特典としてシナリオ「長篠設楽原の戦い」を2022年8月3日(水)までの期間限定で配信している。

 また、本作のリリースに合わせて本作のローンチムービーおよびオープニングムービーのメイキング映像の公開と、本シリーズのプロデューサーを務めるシブサワ・コウ氏の40周年記念コンサートが11月20日(日)にKT Zepp Yokohamaにて行われることも発表した。

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『信長の野望・新生』は、1983年に第1作を発売した歴史シミュレーションゲーム『信長の野望』シリーズの第16作だ。

 プレイヤーは戦国時代の大名となり、自国の内政を整え、武将たちに領地を与え、軍備を整えて、ほかの大名を撃ち滅ぼして全国統一を果たすことが目標となる。

 前作にあたる『信長の野望・大志』からは、およそ5年ぶりのリリースということで、発売を待ち望んでいたというファンの方も多いだろう。

■ シリーズ初の“生きた武将”たちによって描かれる、リアルな戦国模様

 本作の大きな特徴は、家臣たちが自律的に行動する、シリーズ初の“生きた武将”として登場することだ。領地を与えると自ら発展させ、戦となれば兵を率い出陣するなど、自らの判断でプレイヤーと共に戦ってくれるようになっている。

 また戦時においても己の判断で進軍したり、プレイヤーに策を提案したりと、心強い味方になってくれるとのことだ。

 これにより敵味方ともに、それぞれの意思で武将たちが動く、リアルな戦国乱世を体感できるようになっている。

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■取りうる手段は千差万別。自らの戦略で、いざ富国強兵

 大名であるプレイヤーは、勢力全体に大きな効果を発揮する「政策」の発令や、「城下施設」の建設といった大事業について決断を下し、富国強兵を促していくことができる。

 何に優先して取り組むかは、その後の展開にも大きく関わってくる要素のため、慎重かつ、大胆に判断をこなしていきたい。

 これ以外にも、敵勢力の力を削ぐための「調略」や、味方を増やすための「外交」など、さまざまな判断を求められるケースに対応し、大名としての手腕を発揮していこう。

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 また、大局的な判断だけでなく、家臣の力を引き出す人材活用術も大切となる。それぞれの家臣の能力を判断し、それに見合った役割を与えていこう。有能な家臣には多くの領地を「知行」として与え、さらなる活躍を促していくといいだろう。

 与えた領地の運営については、家臣に任せるのが基本となるが、時には家臣の領地で発生したさまざまな問題に対して、積極的な関与が必要となる場合もある。アフターフォローも忘れないようにしたいところだ。

■刻一刻と変化する戦場で大名として采配を振るい、勝利をつかめ

 天下統一を成し遂げるためには、敵城を制圧し、領土を広げていく必要がある。出陣の命令を下すと、各地の城主が部隊を率いて参陣。これにより敵部隊との交戦が発生することもある。

 そうして交戦が発生した場合には、周囲の部隊を巻き込んで、一大決戦である「合戦」を仕掛け、いっきに決着をつけることも可能だ。状況に応じて、うまく判断をしていこう。 

 また、本作の“生きた武将”たちは、こうして開戦した際にも、制圧できそうな要所を狙ったり、連戦続きの味方と交替して味方を休ませたり、プレイヤーに対して策を提案したりといった行動をしてくれるとのことだ。彼らのさまざまな活躍にも期待したい。

 状況が刻一刻とリアルタイムに変化する戦場では、戦況を見極め、最適な指示を与えてゆく必要がある。まさに大名としての采配が問われる瞬間を、自らの判断でうまく乗り越えていこう。

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■多彩なシナリオや数多の歴史イベントによるリアルな戦国体験

 また、本作にさまざまなシナリオが実装されており、織田信長が一気に戦国の表舞台へと躍り出る1560年スタートのシナリオ「桶狭間の戦い」、飛ぶ鳥を落とす勢いだった信長が窮地に陥る1570年スタートのシナリオ「信長包囲網」、天下人目前となった織田信長に思わぬ影が忍び寄る1582年スタートのシナリオ「夢幻の如く」など、特徴的なものが多く用意されている。

 さらに、「桶狭間の戦い」や「本能寺の変」など、戦国史を代表するイベントには専用のムービーも用意されているとのこと。これにより、圧倒的な没入感で戦国時代の雰囲気を体験できるそうだ。

 これにより本作は歴史のIFを狙うだけでなく、歴史の再現を狙うのも存分に楽しむことができるだろう。

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 また本作のリリースを記念して、YouTubeでは本作のローンチムービーが公開された。

 このローンチムービーでは、氷川きよしさんが歌唱する本作のエンディングテーマ曲「雷鳴」にあわせて、本作に登場する戦国武将たちの想いが表現されているとのことなので、気になった方はぜひ視聴してもらいたい。

 またこれに加えて、本作のオープニングムービーのメイキングインタビュー映像も公開された。

 こちらのムービーでは、ディレクターを担当した映画監督樋口真嗣氏のほかにも、撮影に参加した「DDT プロレスリング」の高木三四郎選手、樋口和貞選手、 竹下幸之介選手が出演している。

 選手たちの好きな武将や樋口監督のこだわりまで、撮影風景も交えた特別映像となっているので、こちらも気になる方は是非確認してもらいたい。

 さらに、本作のリリースに合わせて、本シリーズのプロデューサーを務めるシブサワ・コウ氏の40周年記念コンサートが11月20日(日)にKT Zepp Yokohamaにて行われることが発表された。

 こちらは抽選による無料招待制のコンサートなっており、当日の会場へは1100名、同時に配信されるオンラインライブには3300人を招待する予定だという。

 抽選への応募方法やコンサートの詳細については、シブサワ・コウ40周年記念サイトを確認してもらいたい。

『信長の野望・新生』は現在発売中。対応プラットフォームはPS4、Nintendo Switch、PC(Steam)。価格は10780円(税込)。また、早期購入特典としてシナリオ「長篠設楽原の戦い」を2022年8月3日(水)までの期間限定で配信中だ。

 気になった方はこの機会に、まさに新生したリアルな戦国の世界に浸ってみてはいかがだろうか。

ライター
85年生まれ。『勇者のくせになまいきだ。』シリーズの代表的プレイヤーとして名を馳せたツルハシの化身。 10代の頃、メックシューターゲーム『ファントムクラッシュ』とその続編『S.L.A.I.』の世界にハマり、 ディスプレイ越しに見た2071年に帰るべく日々を生きる。TCGとボードゲームも好物。
Twitter:@Dump29

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