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80年代アメリカで麻薬王を目指すゲーム『Cartel Tycoon』が正式リリース。麻薬取締局やCIAを退けて政治家も懐柔。部下を束ねて市場を拡大せよ。正式版ではさらなる薬物が実装

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 デベロッパーのMoon MooseとパブリッシャーのtinyBuildは7月27日、『Cartel Tycoon』を正式リリースした。

 対応プラットフォームはPC(SteamEpic GamesストアGOG.com)で、価格はSteamでは2570円、Epic Gamesストアでは2580円となっている。8月10日までは30%オフのセール価格で販売され、各ストアにて約1800円で購入可能だ。

 2023年にはPS5、PS4、Xbox Series X|S、Xbox Oneで販売を予定している。

 『Cartel Tycoon』は80年代から90年代の麻薬取引にインスパイアされたリアルタイムシミュレーションゲームだ。

 サバイバル・ビジネス・シミュレーションゲームと題された本作は、コカインが全世界を牛耳る80年代のラテンアメリカが舞台。プレイヤーはライバルのギャングや麻薬取締局、軍隊、CIAを退けながら麻薬生産と密輸の帝国を築き、麻薬王を目指していくこととなる。

 ゲームはささやかな農園の経営からスタートするが、徐々に規模を拡大し農園と研究所、飛行場からなる巨大な物流システムへと発展させていく。同時に敵対勢力と戦いながら、部下の忠誠心を維持したり、腐敗した政治家を買収すべく資金洗浄も行っていく。

 いっぽう、強大な帝国を築く麻薬王にも、必ず死が訪れる。カポ(首領)が倒れれば、副官を昇進させることで更にカルテルを継続できる。世代を継ぎ足していくことで、麻薬カルテルの歴史を築き上げよう。

 また、ゲームには何十時間にも及ぶ物語に没頭したいユーザーに向けたストーリーモードのほか、殺されればゲームが終了するパーマデスモード、自由にカスタマイズして遊べるサンドボックスモードが用意される。

 正式リリースに際して、ゲーム内の新商品「ヘロイン」や敵対ギャングとの軋轢を非暴力で解消するシステム、新建設物、BGMといった追加コンテンツのほか、ゲームシステムの調整が行われ、ゲームをより快適にプレイできるだろう。

 興味がある読者は、ぜひ本作をプレイして麻薬王を目指そう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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