Riot Gamesは8月1日(月)、『Project L』の開発進捗を報告する動画を公開し、同作を基本プレイ無料で配信することを明らかにした。
『Project L』は『League of Legends』の世界をベースにした対戦格闘ゲーム。2体の異なるチャンピオンでチームを作って対戦するタッグチーム形式を採用しており、チームメイトを一時的に呼び出すアシスト攻撃や、対戦中のキャラクター切り替えといったアクションを取り入れた作品になる。
原作となる『League of Legends』のキャラクターたちを、アニメ調にアレンジした3Dモデルで表現。各チャンピオンのアクションにおいては原作を再現しつつも、格闘ゲームにあわせて最適化する形となるようだ。
今回公開された映像によれば、現在はすでにゲームの中心的な要素は固まっており、メンバーの多くはチャンピオンの開発や実際のプレイ、ソーシャルシステム関連に取り組んでいるとのこと。開発は順調に進んでいることがうかがえる。
そして開発目標のひとつとして「始めるうえでの壁を最大限取り除く」ことを掲げ、基本プレイ無料での配信をアナウンス。開発チームのメンバーには格闘ゲームのベテランが揃っていると語り「自分たちが嫌だと思うことはやらない」方針を強調した。こうした流れから、マネタイズ手法もプレイヤーの時間と金銭状況に配慮したものとする姿勢を示している。
あわせて、開発ブログも公開された新キャラクター「イラオイ」も紹介。「海の女司祭」と称される彼女は圧倒的な身体能力を持つとされ、重い黄金の偶像と精霊の触手を使う、非常にユニークな戦闘スタイルが特徴だ。大柄な体と遅めの動きから、強力な一撃を放つパワータイプのキャラクターになるという。
『Project L』の配信時期や対応プラットフォームについては記事執筆時点では明らかにされていない。『League of Legends』という著名なタイトルをベースとし、基本プレイ無料で配信されるという本作がどのような広がりを見せてくれるのか、今後の展開にも注目していきたい。