日本一ソフトウェアは、代表取締役社長である新川宗平氏より、一身上の都合により本日(8月19日)をもって代表取締役社長および取締役を辞任したい旨の申し出があり、これを受理したと発表した。
現取締役会長である北角浩一氏が社長を兼任する。
新川宗平氏は、1996年に日本一ソフトウェアに入社。『魔界戦記ディスガイア』ではシナリオを手掛け、営業や広報、開発現場などで活躍したのち、2009年に同社の代表取締役社長に就任した。
今回、この新川宗平氏が一身上の都合により社長および取締役を辞任すると発表。取締役会長であり、同社の創業者である北角浩一氏が社長を兼任する。
北角浩一氏は「ご挨拶」としてメッセージを発表しており、今回、代表取締役社長に就任を報告するとともに会社の成長に尽力するとしている。
メッセージでは、来年30周年を迎えることを踏まえつつ「当社が取り組むべき課題は、強力なIP(知的財産)を作り出すこと、この一点に尽きると考えます」としており「斬新な企画を提案できるようにする」、「企画の重点項目を定義する」、「グラフィック技術を向上させる」、「ブランド戦略を考える」などの7項目にわたることを今まで取り組んできたと説明している。
また「30年という節目に社長に復帰したことから、永続企業として世代交代を実現することが私の責務と考えております」として、世代交代についても言及している。
なお当該取締役の辞任後について、法令及び定数に定める取締役の員数は満たしており、業務の引継ぎのためNIS America, Inc.と新川宗平氏はコンサルティング契約を結ぶ予定であるとした。