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『メタルギア』の小島秀夫監督が『リコリス・リコイル』スピンオフ小説の帯コメントを担当。「僕のリコ的遺伝子を、リコイルする!」と監督らしさあふれるメッセージを寄せる

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 7月2日(土)から放送中のテレビアニメ『リコリス・リコイル』の公式Twitterアカウントは同作のスピンオフ小説『リコリス・リコイル Ordinary days』について、帯コメントをゲームクリエイターの小島秀夫氏が担当することを明らかにした。

 『リコリス・リコイル』は犯罪を未然に防ぐ秘密組織「DA」(Direct Attack)に所属するエージェントの少女たち「リコリス」を中心としたテレビアニメ。歴代最強のリコリスと称される「錦木千束」と、優秀ながら“ワケあり”のリコリス「井ノ上たきな」を中心とした物語を紡ぐ。

 監督は『WORKING!!』『ソードアート・オンライン』のアニメ版に携わってきた足立慎吾氏。ストーリー原案を『ベン・トー』の原作を担ったアサウラ氏、キャラクターデザインを『この美術部には問題がある!』いみぎむる氏がそれぞれ担当している。記事執筆時点で公式Twitterアカウントのフォロワー数は23万以上と、現在進行形で注目を集めている作品だ。

 公式スピンオフ小説となる『リコリス・リコイル Ordinary days』はアニメ版のストーリー原案を担うアサウラ氏が手がけ、イラストもいみぎむる氏が担当する。アニメでは描かれることのなかった、「喫茶リコリコ」の看板娘たちが織りなす“ありふれた非日常のちょっとした物語”を描いていくという。

小島秀夫監督が『リコリス・リコイル』スピンオフ小説の帯コメントを担当_001
(画像は『リコリス・リコイル』公式Twitterアカウントより)

 『メタルギア』シリーズや『デス・ストランディング』といった作品で知られる小島秀夫氏は、7月24日(日)に自身のTwitterアカウント上で偶然『リコリス・リコイル』を視聴したことを報告。「気づくと3話まで観た。4話は何処だ!」と、その物語に引き込まれてしまったことをうかがわせるツイートを投稿していた。

 そして今回、小説『リコリス・リコイル Ordinary days』に「僕のリコ的遺伝子を、リコイルする!」といったコメントを寄せた形だ。「遺伝子」という同氏の作品や著書で用いられてきたワードを取り入れた、小島秀夫氏らしいメッセージと言えるだろう。

 『リコリス・リコイル Ordinary days』は9月9日(金)の発売を予定しており、価格は737円(税込)。アニメ版『リコリス・リコイル』もAmazon プライムビデオやNetflix、dアニメストアなど数多くのサービスで配信されているため、興味を持たれた方はこちらも視聴されてみてはいかがだろうか。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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