映画製作会社Jaggededge Productionsは、A・A・ミルン氏の児童小説『クマのプーさん』(英題:Winnie-the-Pooh)を原作としたホラー映画『Winnie the Pooh: Blood and Honey』の予告編を公開した。
『クマのプーさん』は、A・A・ミルン氏による児童小説。イラストをE・H・シェパード氏が手掛けており、1926年にイギリスで出版された。書籍のほかディズニーによるアニメーション『くまのプーさん』がよく知られている。
2022年1月に知的財産権が消失した「パブリックドメイン」となっているため、ホラー映画として再解釈されて独自に映画化されている。
『Winnie the Pooh: Blood and Honey』(直訳すると『クマのプーさん:血と蜂蜜』)は、海外メディアvarietyによると、原作では心優しい少年だったクリストファー・ロビンが大学生になっており、大学で新しい友達を作る一方で、古い友人であるクマのプーさんと子豚のピグレットを捨ててしまう。食べ物を与えなかったためにクマのプーさんとピグレットは、野生に回帰してしまい暴走して人々を襲うという物語だ。
映画はイギリスで撮影されており、ITNスタジオが配給契約を結んでいる。
今回、公開された予告編では人型の異形な存在となったクマのプーさんとピグレットが、大学生を標的にハンマーやクロロホルムなどで襲いかかる内容となっており、トレイラーの最後には映画のタイトルにもなっている血と蜂蜜と思われるものを、なにかの料理に注ぐシーンも確認することができる。
本作はDVDと動画配信サービスで今年後半に公開予定だ。日本での公開は不明となっているので、今後の続報にも期待したい。