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ホラー映画版『クマのプーさん』の予告編がついにお披露目。大学生になったクリストファー・ロビンに捨てられたクマのプーさんとピグレットが異形な存在となって人々に襲い掛かる

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 映画製作会社Jaggededge Productionsは、A・A・ミルン氏の児童小説『クマのプーさん』(英題:Winnie-the-Pooh)を原作としたホラー映画『Winnie the Pooh: Blood and Honey』の予告編を公開した。

 『クマのプーさん』は、A・A・ミルン氏による児童小説。イラストをE・H・シェパード氏が手掛けており、1926年にイギリスで出版された。書籍のほかディズニーによるアニメーション『くまのプーさん』がよく知られている。

 2022年1月に知的財産権が消失した「パブリックドメイン」となっているため、ホラー映画として再解釈されて独自に映画化されている。

 『Winnie the Pooh: Blood and Honey』(直訳すると『クマのプーさん:血と蜂蜜』)は、海外メディアvarietyによると、原作では心優しい少年だったクリストファー・ロビンが大学生になっており、大学で新しい友達を作る一方で、古い友人であるクマのプーさんと子豚のピグレットを捨ててしまう。食べ物を与えなかったためにクマのプーさんとピグレットは、野生に回帰してしまい暴走して人々を襲うという物語だ。

ホラー映画版『クマのプーさん』の予告編がお披露目_001
(画像はYouTubeより)
ホラー映画版『クマのプーさん』の予告編がお披露目_002
(画像はYouTubeより)
ホラー映画版『クマのプーさん』の予告編がお披露目_003
(画像はYouTubeより)
ホラー映画版『クマのプーさん』の予告編がお披露目_004
(画像はYouTubeより)
ホラー映画版『クマのプーさん』の予告編がお披露目_005
(画像はYouTubeより)

 映画はイギリスで撮影されており、ITNスタジオが配給契約を結んでいる。

 今回、公開された予告編では人型の異形な存在となったクマのプーさんとピグレットが、大学生を標的にハンマーやクロロホルムなどで襲いかかる内容となっており、トレイラーの最後には映画のタイトルにもなっている血と蜂蜜と思われるものを、なにかの料理に注ぐシーンも確認することができる。

 本作はDVDと動画配信サービスで今年後半に公開予定だ。日本での公開は不明となっているので、今後の続報にも期待したい。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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