開発元のLoser/はサイケデリック尋問アドベンチャー『It was a human』を発表した。本ゲームは現在開発中であり、発売は2022年冬を予定しているとのこと。
Loser/sはシナリオレーターである「逢縁奇演」氏とイラストレーターである「ゼンゼンウナギ」氏で同人ゲームを制作しているチームである。代表作は『MECHANICA――うさぎと水星のバラッド――』や『うさみみボウケンタン』などのR18ゲームをメインに今までゲームを公開してきた。シナリオを担当している「逢縁奇演」氏は電撃文庫から『運命の人は、嫁の妹でした。』も絶賛発売中だ。
そんなLoser/sのイラストを担当している「ゼンゼンウナギ」氏は9月6日(火)に新作『It was a human』のスクリーンショットと見られる画像を公開した。
【バラバラ殺人の容疑者を、尋問する。】
— ゼンゼンウナギ@MECHANICA発売ちう (@znznunagi) September 6, 2022
■■■――It was a human――■■■
「人間だった物を見るみたいに、見ないでよ」
SFサイケデリック尋問ADV。
2022年冬に発売予定。……出来るように頑張り中!#indiedev #gamedev #indiegame #ゲーム制作 pic.twitter.com/hSozeaYlhu
例によって企画・シナリオしてます~。
— 逢縁奇演🎄こちら、終末停滞委員会。 (@Zn_Cien) September 6, 2022
こっちもよろしう~~~~。
これはほぼ僕のワガママで作られる、
超短期間製作のゲームになります。
今までとかなり違う感じですが、面白いのでぜひ! https://t.co/twfec4xBgz
『It was a human』はバラバラ殺人事件の容疑者を尋問するサイケデリックアドベンチャーゲームだ。プレイヤーは軍人となり、佐賀県の嘉瀬市のホテル『蛇の脚』で起きた、バラバラ殺人の犯人を尋問していく。現場では男性2人の死体に挟まれて立っている容疑者「榊 虎魚」の姿。この彼女から何故男性を殺したのか、犯行現場の様子や状況から動機と犯行方法を聞き出すことが目標となる。
主人公は状況を整理してくれるAIと共に榊虎魚への尋問を遂行していく。プレイヤーは、見る、話す、尋問、移動、といった行動の中から行動を選択可能。町をぶらついたり、はたまた厳しく尋問をして動機と犯行方法を探るも良しと、思うがままにストーリーを進められる。
前作にあたる『MECHANICA――うさぎと水星のバラッド――』はSteamでは498件のレビュー中98%が好評と、多くの人に親しまれており、世界観やストーリーが評価されている。今作はまだ詳しい情報が公開されていないものの、前作らとは違い全年齢向けの作品として開発中。ただしグロテスクな要素はあるようだ。
記事執筆時点では、明確なリリース日や詳細が公開されておらず、続報が気になる本作。気になる方は作者のツイッターをフォローして確認してみてはいかがだろうか。