足場の“シール”をはがして進むアクションパズルゲーム『はがれがしー』が日本ゲーム大賞2022 アマチュア部門の大賞を受賞。HAL大阪のチーム「サンバルがんばる」が制作

 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は9月17日(土)、同協会が主催する「日本ゲーム大賞 2022 アマチュア部門」について、受賞10作品から大賞をはじめとする各賞を発表した。発表授賞式の模様を収録したアーカイブ映像も公開中だ。

 「日本ゲーム大賞」のアマチュア部門は所属先の有無や個人・団体を問わずアマチュアから情熱溢れるオリジナル作品を募るアワードである。本アワードの受賞作は、業界誌の編集者とクリエイターによるプレイ映像の視聴(一次審査)や試遊による二次審査、そして発表授賞式のプレゼンターおよび講評を務める業界誌の編集長とトップクリエイターによる試遊(最終審査)によって決定されている。今回は「感触」をテーマに、455の応募作から99作品の一次審査と15作品での二次審査、最終審査を経て10作品が選ばれた。 

今回の発表によると、大賞を受賞したのは専門学校であるHAL大阪のチーム「サンバルがんばる」が制作したアクションパズルゲーム『はがれがしー』であった。マジョのいたずらで変わってしまった世界を元に戻すべく、ステージ上に配置された大小さまざまなシールをはがしてゴールを目指すアクションパズルゲーム。シールをはがす楽しさや、はがし方によって形の変わる足場やジャンプ台として機能する「感触」の気持ちよさを表現した作品だという。

足場の“シール”をはがして進むアクションパズルゲーム『はがれがしー』が日本ゲーム大賞2022 アマチュア部門の大賞を受賞_001
(画像は日本ゲーム大賞2022 アマチュア部門 08 「はがれがしー」 – YouTubeより)

 大賞を受賞した「サンバルがんばる」にはトロフィーと副賞の50万円が授与されたほか、同チームを含む優秀賞5作品のチームにもトロフィーと副賞5万円を授与、佳作5作品のチームにもトロフィーをそれぞれ授与しているようだ。なお、日本ゲーム大賞では9月18日(日)に「U-18部門」と「フューチャー部門」の発表授賞式も実施されるようなので、興味があればあわせてチェックしておくとよいだろう。

プレスリリースの全文は以下のとおり。


日本ゲーム大賞 2022アマチュア部門大賞
『はがれがしー』
制作者:サンバルがんばる (HAL 大阪)

足場の“シール”をはがして進むアクションパズルゲーム『はがれがしー』が日本ゲーム大賞2022 アマチュア部門の大賞を受賞_002

「日本ゲーム大賞 2022(Japan Game Awards 2022)」(主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会、略称:CESA)では、「日本ゲーム大賞 2022 アマチュア部門」の受賞 10 作品の中から制作者、「サンバルがんばる」(HAL 大阪)の『はがれがしー』を本年度のアマチュア部門「大賞」に決定しました。

今年のテーマは「感触」。応募総数 455 作品から一次審査で 99 作品、二次審査で 15 作品、そして最終審査を経て 10 作品が受賞しました。

本日、オンラインによる発表式を執り行い、大賞ほか各賞を発表しました。大賞に選ばれた『はがれがしー』の「サンバルがんばる」チームへ、トロフィーと、副賞として 50 万円が授与されます。

本年度のアマチュア部門各賞は以下の通りです。

「日本ゲーム大賞 2022 アマチュア部門」各賞一覧(優秀賞・佳作:カナ 50 音順)

受賞名
タイトル
プラットフォーム
学校名
受賞者名

大賞
はがれがしー
PC
HAL大阪
サンバルがんばる

優秀賞
ギアガチャン
PC
HAL大阪
にゅー★じぇねれーしょんず!!

ZiParate
PC
HAL大阪
O.Depressa

スーパーコブシデナグルチャン
PC
HAL名古屋
虹色螺旋龍

はがれがしー
PC
HAL大阪
サンバルがんばる

Follow You
PC
HAL東京
Svea

佳作
Alice in WindowLand
PC
名古屋工学院専門学校
ダイナマイトKOYO’s

Thunder Roar
PC
HAL東京
BAMBoooooooooooooooN

DragKncokFight
PC
日本工学院専門学校
DAN5

HOW TO DIE.
PC
ECCコンピュータ専門学校
井戸掘り隊

Procyon
PC
HAL東京
はるうらら

※プラットフォーム(PC):パソコン

■大賞作品『はがれがしー』について

マジョのいたずらで変わってしまった世界を元に戻すべく、主人公「ペリン」を操作して、ゴールを目指すアクションパズルゲーム。
シールを剥がす「感触」に着目した作品。
プレイヤーは、ステージ上の大小様々なシールを剥がしてゴールを目指します。シールの剥がし方と使い方が、ゲーム攻略の重要なポイント。
ゆっくりと剝がしたり、ちょっとだけ剥がして上に乗ったり。剥がす順番を入れ替え、重なり方を変えて新たな足場を作ったり。シールの形を自在に変えながら、ステージを進みます。
時には、力をためて一気に剥がし、シールに自分を巻き込んで大ジャンプして、敵を巻き込み一気に倒します。ペリペリとシールを剥がす楽しさと、その「感触」の気持ちよさが、ふんだんに詰めこまれた完成度の高い作品です。

【最終審査員からのコメント】

・「感触」という募集テーマに対して「シールをはがす」をゲーム企画のコアに据えた着眼点
・そのコアから派生する企画の面白さ(はがれ落ちる、戻る)、気持ちよさ(ジャンプ)
・それらの掛け合わせによるレベルデザイン(どれを先にはがすか/はがした後戻る力を利用して~等)
・敵エネミーも「はがす」というコアでアプローチし、バリエーションを付けている点
・他タイトルには見られなかったボス企画のレベルデザイン、難易度設計
・ワールドマップ UI の作りこみ
・バグの少なさ

以上の点で、ゲームとしての総合的なクオリティが非常に高いと感じました。キリンのボスに苦戦しましたが、楽しく遊ばせていただきました。次作も楽しみにしております
株式会社スクウェア・エニックス 新井 靖明

「感触」というテーマを「シールを剥がす」というコンセプトで様々なアクションに昇華しペリペリとシールを剥がす楽しさ、気持ちよさがたくさん詰まった作品。
シールをペリペリ剥がす感触に、シールの前後を張り替えたりする攻略…シールのめくれる勢いを利用して大きくジャンプしたり、滝のように上から下へと自動に剥がれるシールに、トロッコのシールを動かしたり…とパズルを解くような感覚で様々なアクションが楽しめます。
またゲーム自体の完成度も高く、ステージのボリュームや仕掛けの数々、ステージを細分化しリトライのしやすさを考慮した設計、横から剥がすのか︖下から剥がすのか︖など各種ザコ敵やボスの攻略も変化に富み、テーマの「シールを剥がす感触」の魅力がゲームを進行するごとに感じられます。

ラスボスを攻略後のエキストラステージやゲームクレジットまで遊びごころいっぱいの作品になっていて最後まで世界観に浸れる、制作者の方たちの愛を感じる内容となっています。
株式会社カプコン 一瀬 泰範

「日本ゲーム大賞アマチュア部門」は、法人、団体、個人、学生、一般を問わずアマチュアの方が制作されたオリジナルの作品を対象に募集しています。審査は、業界誌編集者、クリエイターによるプレイ映像の視聴審査(一次審査)、試遊による二次審査、そして発表授賞式のプレゼンターおよび各賞の講評を務める業界誌編集長とトップクリエイターによる試遊審査(最終審査)により、各受賞作品を決定します。
来年度もコンピュータエンターテインメント産業を担う、未来のクリエイターたちから情熱溢れる作品を募集する予定です。

「日本ゲーム大賞 2022 アマチュア部門」の発表の模様はアーカイブで視聴できます。
URL:https://youtu.be/hf_Zx0-8pdY

また、日本ゲーム大賞と東京ゲームショウ 2022 の各公式サイトからもご視聴いただけます。

●日本ゲーム大賞公式サイト: https://awards.cesa.or.jp/
※トップページのメニュー→「発表授賞式」を選択

●東京ゲームショウ 2022 公式サイト: https://tgs.cesa.or.jp/
※トップページのメニュー→「コンテンツ」→「公式番組」から日本ゲーム大賞の各番組を選択

公式サイト:https://awards.cesa.or.jp/
ロゴ・受賞マーク:https://awards.cesa.or.jp/download/


ライター
2019年11月加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。 コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。
Twitter:@fuyunoyozakura
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